『太王四神記』をみたんだ・4

花組

花組大劇場公演『太王四神記』1月10日の感想の続き。
(2週間経過。いつの話だよって感じになってきたなぁ…。)

えりたんのプルキルは濃すぎ!
面白すぎ。

実はいい人でした、とか、深いわけがあって、とかの裏設定ナシの完全なる悪役。
ヘタレじゃないえりたんって久しぶり?
いやー気持ちいいわ。
ここまでやってくれると見ていて楽しい。

腰の曲がった年をとったいかにも悪い仙人の格好(マスク着用)から若い人間っぽい姿になるんだよね。
これが舞台上で早変わりをするものだからこっちまでドキドキした。

でねー、この年寄りな姿のときがもーーーー、お気に入りでw
えりたんもテンション高い演技をしてるけど、こっちまでテンション上がったよ。
この老人プルキルが気持ち悪くて。
で、その気持ち悪さが突き抜けてる。

若く変身した姿(こっちがメイン)はキレイだったなぁ…。ヒゲでおさげだけど
老人風なときとは声の調子も変えてるんだけど目つきのイヤらしさとかはわりとそのまんまなので「あ、同一人物ね」ってよくわかる。

人を人とも思わないドSなえりたん。
花組にきてからは面白い役があたってる気がする。

でもなー、『愛と死のアラビア』のトゥスンと同じ人なんだよなー。すげーな。
まぁアレも人懐こいとはいえ王子(?)で、根底にちょっと傍若無人なところが混じっててもおかしくない役だったからかもしれない。

えりたんのナチュラルにえらそうなキャラのハマリっぷりは宝塚1だと思ってます。
いやぁ、ほんとに「素か!」とツッコミたくなるほどの偉そうさですよねw (ファンの方すいません)

あ、歌もわりとよかったです。
プルキルさんの歌はリズム感を要求される系の歌ではなかったので。はい。ほっとしました。

で、その手下のサリャンがみつる。
こっちも上手かったなー。これからも期待。
たしかにプログラムのポートは鬼太郎だ…。まゆげぶっとい。

こっちは「実はいい人でした」設定。
キハを好きで、って…キハ、モテすぎです。
そしてサリャンは死んじゃった… つД`)・゚・。・゚゚・*:.。

にしてもサリャンはいくつなんだ。もしかしてけっこう年なのか。
キハを火天会へ連れ去ってるときにいたんだよね。
しかも外見変わってないのでは?
年はとりにくい人なのか。


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Posted by hanazononiyukigamau