WOWOWでやってた、わたるさん主演の『ネオ・ダンディズム』。
これは「無印」と呼べばよいのでしょうか。
オープニングはテンション上がるーーー!!
男役が大階段を出してずらっと並んでるのが壮観。
で、星組の濃い男役ダンス。
あああなんて楽しい…。
なにこのマフィアの群れ。
胸が躍る。
どうでもいいが「香港マフィア」は言いやすいけど、「上海マフィア」は言いづらい。10回言ってみて下され。
チャイナを着たわたとなとうもきれい。
こういう「衣装」でしかない服(すくなくとも日本では)を着て似合うのが星組って感じがする。
スーツよりこっち。
それに続く娘役群舞はたおやか。
花の群れがそこにあります。
あぁきれい。これぞ宝塚の娘役。星娘たち、本性を隠してます。(星娘がたおやかだと、ついついゴルステ稽古場の羽山先生のお言葉「本性隠して!」を思い出してしまう)
銀橋でのヒゲ5人。
ゆかりが入っててびっくりする。
でももっとびっくりしたのは意外と似合ってたことだ。
しみこはイマイチだったなぁ…。ヒゲを選び慣れてないからかな?
アディオス・パンパミーアでのことことの娘役スキルの高さがすばらしい。踊りがきれいだもん。
ウメちゃんは脚見せすぎ。
それでこそウメ、って感じもするけど。
そしてそうじゃないとウメを見た気がしないけど。
にしてもこの公演、男役の着帽率が高いっ。
かっこいいんだけど、ついつい「あれは誰?」「顔が見えない」って気が散っちゃうんだよね。
もうちょっと少ないと嬉しい。
宝塚は群舞を塊としてみるよりは、個々人を認識したうえで見るのが主体な気がするからさ(少なくとも私のばあいは)。
キャリオカは娘役のスカートさばきが楽しい。華やか~。
あととなみのドレスがアサガオっぽいな、と思った。青から白へのグラデーションが。いや、きれいなんだけれども。
惜別のところはわたるさんを送るかたちになってるのね。
そうか、わたさんの退団公演だったもんなぁ…。
泣ける場面なんだけれども、わたるさんの登場したときの顔がにしきラブさまに似てていつもびっくりする。
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