納涼?

自分語り

8月になりましたね。
私の部屋では理事様こと轟さんが暑苦しさを振りまいてます。スタカレです。
あーーー夏男ーーー!

てなわけで、納涼・怖い(かもしれない)話。
全然ヅカは絡みません。
おヒマな方、お付き合いください。

霊体験。20歳までにあると霊感があるとかないとか。
私はたぶんまるっきりない方ですがーーー(仮にあっても、ないと信じたい)。

それでもこの年まで生きてりゃ微妙な体験くらいはするもんで(いくつなのかはご想像におまかせします)。
その最たるものがこれからお話しすることなのであります。

最初に起こったのは大学生の時。記憶は定かじゃないけど、たぶん19歳くらいか?
大学から自宅までの距離は自転車で20分ほどでありました。
ので、3限目が休みだったりして2~3時間ほどヒマがあるとよく家に帰ってました。

家に帰って何をするかというとまあ大体はプレステ。ハマってたんです。
でなきゃ本を読んでるか、寝てるか。
超インドアな生活。

その日は寝てたんです。昼寝です。
あったかい部屋でグダグダしながら寝てたんですがー…。

どこからか、風が吹いてきました。
体が転がされるような感覚があります。
(なんじゃこりゃ?)と思いつつ、耐える。

風はどんどん強くなっていきます。
どこかヤバいところへ追いやられそうな感じがします。
耐えても耐えても、ごうごうごうごう…。

私は霊感なんてないんだっ!
だからこれが霊体験なわけはないっ!

と、信じたいのですがー、念のため、お経を心の中で唱えました。

きーみょーむーりょーじゅーにょーらーーーい
なーむーふーかーしーぎーこーーー
ほーぞーぼーさーいんーにーじーーー…

小学生のとき、暗記に凝りましたw
枕草子とか徒然草の冒頭の暗記と同レベルでちょっと頑張ったのです。
覚えててよかったなぁ、と思いつつも、(相手が浄土真宗じゃなかったら効かないのだろうか)とか、(私程度の信心ではダメなんじゃなかろうか)とか考えてました。

ま、そういう不信心なことを考えつつ(どっかいけーーーー)と念じてました。
正体不明の風に対して。

しばらくして風はやみました。
すっごくダルくなった体を起こしてきちんと大学に戻りました。

さて、その後。

同様なことが何度かありました。
そのたび(どっかいけーーー)(誰が連れてかれるかーーー)と念じつつ風がやむのを待つ、というパターンを繰り返しておりました。

何度かこういうことがあるとこっちも慣れちゃって、(またかー)って気になってきます。
あーしょうがねーな、はよ終われ、ってな感じです。
耐えてりゃ終わる、ってのが学習されたので。

さらに進むと(勝手にしろー)(連れてけるもんなら連れてってみろ)になります。
いやぁ、ヤバいですねw
でもまだ連れていかれてないのでこうして駄文を書き散らしていられるのであります。

ちなみに(連れてけるもんなら連れてってみろ!)と言ってから、風の怪現象はピタッとやみました。
我ながらすげぇ。

さて、風だけなら、いい。
これに何ともいえぬ重量感・圧迫感が加わったり、人の気配がプラスされたりするとウザさは倍増です。
多分社会人になってからだったと思いますが、そういうウザい状態が加わるようになってきました。

寝てると、なんか重いんです。
人の気配があるわけでもないのに体が重い。

金縛りは高校生のころからあったので慣れてます。
指先からほぐしてくのがポイント。
指先から手首、腕、と徐々に可動部分を広げていくのです。ついでに足首もぐにぐに動かしておきます。
あせらずに少しずつ動かしていけば、そのうち金縛りも解けます。

その変な重量感・圧迫感も金縛りの応用パターンの一つなんだろうなー、と勝手に解釈してじわじわーっと体を起こしていきます。
そのうち、まぁ、なんとかなります。

人の気配ってのはも一つめんどくさいですね。
たいていは誰かがいるってわけじゃなく、なんとなくいるような感じがするだけ。強いて言えばミスト状の何か塊が部屋にある感じというか…。
見られてる感じでもなく、ただあるだけ。

めんどくさいので、放っておきます。実害はとりたててないので。
ご先祖様のどなたかが部屋にぼやーっとおられるのかもしれん、くらいに考えておきます。
とはいえ、基本は「気のせい」ってことにしてあります。

困るのは、実在の人がいたような気がしたときくらいですね。
父が部屋に入ってきたと思ったのに、父は仕事で外出中だった、とか。
父と姉が階下で話してる声がしたのに、姉は県外在住だからいるわけがない、とか。

さて、こういう困った状態になるにはパターンがあることに気づきました。

・真っ昼間である
・疲れてもいないのに寝ている

この二つが発生条件ですね。
夜は起こりません。

てことはー、これらの怪現象は疲れてもいないのに惰眠をむさぼってる自分への罪悪感がもたらしたものなのでしょうか。
ううむ、なんかありえる。私、小心者だし。

「寝てたいーーー」っていう気持ちと「ちゃんと起きんかボケ!」っていう気持ちのせめぎあい。
これに気づいてからは疲れてもいないのに寝るのは極力避けてます。
でもうっかり寝て変な状態になっては、(またやっちゃったよ、アホか自分)と突っこんでおります。

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