ピンパーネル団かわいいよピンパーネル団。
女装(フランス庶民バージョン)もあるしド派手な服も着るし。
楽しくってしょうがない。
義務を果たすのに悲壮感がなくていいよ。その悲壮感のなさがダンディだ。
男子がちょっと学生っぽいノリで群れてんのは微笑ましくってかわいい。
しいちゃん(=デュハースト)はちょっと落ち着いた大人っぽい役。
ノブレス・オブリージュに燃えてそうです。
そんで賢そう。「世間の思うスカーレットピンパーネル」って感じ。
「しぶい男なんてまわりにはいない」ってそりゃー嘘だ。ここにいるじゃないかー、お嬢さんたち。
それにしても、普通にかっこいい男のしいちゃんってひさしぶりな気がする…。
最近はちょっとキレてたり(男爵)ヒゲだったり(ティリアン父)俗物だったり(レナールさん)したからなぁ。
まりも(=ケイト)と話す場面も大人っぽかった。
ものっすごく落ち着いたカップルだ。
すずみん(=フォークス)はなぜにああもナチュラルに貴公子なのであろうか。
貴公子のビジュアルがはまりすぎ。
こんなにリボンに違和感がなくていいんだろうか(いいんだよ)。
存在感が清らかだ。ありえない白さだよ。
しかも超・気のきくいい人なんだ。
結婚式のお開き宣言とか、結婚式明朝のパーシーへの気遣いとかがあったかい。
優美で良心を感じる。
マルグリットに手紙を扇がわりにされても優雅な物腰は崩しません。
崩さないけど困ってる、けど、それをさとらせないようにふるまって…。ってのが上手いよなぁ。
ことこと(=シュザンヌ)への接し方も誠実。
あなたを助けたのは実は自分です、とは言えないのがちょっと苦くてせつなくていいんだ。なんか泣けるんだ。
そんな2人が洗濯女たちの反乱の場面で、「あたし干す係ー」「吊るす係もいるよー」って満面の笑みでやるんだもんなぁ。
かわいいったらありゃしない。しいちゃんは三つ編みなんかしちゃってるし!
そのあとみんなでなわとびしてしまう流れも好きだ。
しいちゃんは走るのがんばれ。
ほんとにイギリス貴族は楽しそうだ。
そんな人が率いてきたピンパーネル団の中でくどいのがあかしのオジー。
やたらめったらアホっぽくてかわいいんだ。
結婚式の場面、マルグリットと踊りたくてうずうずしてんの。
踊ろうとするたび邪魔が入るんだ。
他のお嬢さんと踊ってるときでも気がそぞろ。
なんかちょろちょろちょろちょろ……落ち着け。
で、ようやく順番がまわってきたと思ったら、「ごめんなさい、そろそろパーシーと踊りたいから」って断られる始末…。
せつないけどおかしい。っていうか、こうでないとな!
いじられてるあかしはやたらにいとおしい。
でも宴の終わりには「ではおやすみなさい」とか言っちゃっていじらしい。マルグリットにいいとこをみせようと頑張ってるんでしょうか。
恋人との間に幸あれ。
ピンパーネル団に誘われるくだりで「でも頭がよくないからな…」。
小池せんせーーーーー! なんつうセリフを! GJすぎる。
あかしのオジーは気は優しくて力持ち、頭はちょっとわるい。
力仕事担当なんで台車を引っぱります。人を二人乗せてても平気です。っていうか、ほかのメンバー助けてやって…。
そんなあかしが公安委員に化けてシモンたちににらみをきかせるのが妙におかしかったりする。
そして最後。
パーシーがショーヴランに勝って、マルグリットとの愛が戻る場面。
オジー、泣いてる。
で、まわりから突っ込まれてるの。おいしいキャラだ。
フィナーレの男役ダンスでは2列目センター。
超いいポジションで踊ってます。
踊るあかしはかっこいいですよー。
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