月組版スカピンをみたんだ・3
引き続き、『スカーレットピンパーネル』5月1日15時と5月2日11時公演の感想。
マルグリットのまりもは素敵でした。
トップになりたてだけど演技に安定感があってうまい。もちろん存在感も。
全体にあすかを思い出しながら見てしまった。
なんか似てる――と思うけれど、彼女の下で修行してたことを思えば当然のことなのかもしれない。
ドレスも着映えがする。
王宮の舞踏会での髪に飾った大きな花が大好きだ。元おフランスの女優という肩書がしっくりくる華やかさ。
大柄で迫力があるんだけどかわいさもあるし。
あー、いいトップ娘役だなぁ。
芝居は上手いし華やかだし、ダンスは踊れるし。
ちょっとだけ案じていた歌は予想していたよりよかったです。
ていうか、充分だと思うよこれだけ歌えれば。
今回のでだいぶ鍛えられたんじゃないかなぁ。前より成長してると思う。
一番好きなのはおすすめ衣装の場面で「予想がつかないところかしら」というときの表情。
ぽかーんとしていて本気でおいていかれてる。
ここの表情とセリフ回しがツボる。
あとは「俺を愛していたことはなかったのか」とショーヴランに訊かれ「ないわ」と答えるときのドきっぱりぶり。
取りつくしまはありません。
小気味いいんだよ。
真正面から袈裟がけで斬り払ってしまいました。
なんという切り捨て御免。
あまりにバッサリきすぎてショーヴランがかわいそうになるほどです。
でもここ好き。
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