『赤と黒』感想・3

ちえは二役ともきちんと演じていたけど、友人役のフーケの温かみのある演技が良かったと思う。
ほのぼのとした大らかさ、優しさが前面に出てた。いい友人役だった。
ちえの持ち味ってこっちなんだろうな~。

恋愛指南をするコラゾフ公爵ももちろんよかったけど、まだ役の雰囲気をまとうところまではいってないかな・・・。
なんとなく「あー、ちえ頑張ってるなー」と思いながら見てしまう。
でも口調とかからフーケとは別人であることがちゃんとわかったし、うまくなった気がする。

ねねのマチルドにはまずヒロインらしい美しさがあった。
路線娘役ってのはこんなんだなぁ、って感じ。

でもうっとりして見入るところまではもうちょっと。
「パリ随一の美女・誇り高きマチルド」と言われ、見た目は美女なわりになんとなく「小娘」感がある。
なにか特技があって、それで押しがきくようになるといいのかも。

ちょっと黒っぽい役が続いてるしいちゃん。
上級生らしい仕事が続きます。
でもそろそろ明るい役を見たいよう・・・。

すずみんは出てきたときから貴公子だった。
こういうのはさすがにうまい。
けど、ほかの貴公子(しみこ・あかし)も合わせてもったいない配役だなあ、とも思う。
星組の人材の厚さとも言い換えられるけど・・・。

第1場「赤と黒のバラード」や第11場(第12場だったかも?)の神学生のダンスはかなり好き。見入ってしまう。
とくに神学生のところは光の使い方とかがきれいで、場面がとにかく美しいの。

もっとも神学生のダンスに関しては、単なる制服萌え的な要素もはいって胸がギュンギュンしていたのですが。
(ていうか、制服じゃないかも。法衣なのか?)
ああ、やばい。もっかい見たい。

専科のお二人はさすがにうまい。

萬けいさんのラ・モール侯爵は重くて品があって有能そうで娘への愛もあった。
「喜ぶのはまだ早い!」の場面の迫力もすごかった。貴族としての怒りの表現だった。
でもナウオン見たせいで笑いそうになるんだ。この場面、机に手を突くところで「いったーい」とか思ってるのかと思うとww。

ソルーナさんの校長は、苦い感じ。
人生の重みが感じられる。

神学校の門番役の美城れんさんもものすごくよかった。
間の取り方とかとぼけ具合がよくて、チョイ役なのに劇場をわかせてました。
脇って重要だよね・・・。このままとぼけた脇役を究めてほしい。

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