『天使の歌が聞こえる』感想・3

OSK

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・マシュー役の京我くん、芝居うまい子なのね!!
マシューは、ちょっと知能が低いけれどみんなから愛されている男の子の役。
この「足りなさ」と愛され具合と、一生懸命なところがしっくりきた。
下手な人がやるとイライラしそうな役なのに、ちゃんと「愛される人」になっているのがすごい。

彼のせいで(というか利用されたんだけど)ジェームズは窮地に追い込まれることになる。
なくしたものを探すシーンで「ごめんなさい」と何度も謝るんだけど、この「ごめんなさい」の温度感が見事。

・朔矢くんは主人公を見出すプロデューサーのヘンリー役。
ヒゲつけてるしたぶんそれなりの年齢で、ジェームズ(桐生さん)もロバート(楊さん)もスターダムに押し上げているのだからそれなりにやり手のはず。
だけど、人の好さが前に出ているのと、あと単純に幼さが見えてしまって……。

これからに期待というか、踊ってた方がいいタイプか君は!

・千咲えみちゃんは桐生さんの妹・エマ役。
こういうアメリカンいそうー!!! な動きと話し方。

if世界は高慢な成功した女性を演じて気持ちよさそう。
人格的にはどうあれ、この子はジェームズがいない世界のほうが成功してたのね(笑)。

・最下の子(=空良くん)、顔がいい。
ダンスシーンも目力があって楽しい。

・「どんだけの顔があるの!」と言いたくなるほどいろんな役をやってた雅くん。
アンソニーは渋く愛情深い。
if世界での偏屈っぷりもよかった。

アダムスは業界人的なうさんくささを感じさせた。

しかしなんといってもフランク・スナトラさん(笑)。
はっちゃけてたなぁ。

休憩中の掃除も楽しませてくれた。

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OSK

Posted by hanazononiyukigamau