『天使の歌が聞こえる』感想・2
・ジェームズ=桐生さんは大人の男の渋さ、かっこよさをこれでもかと見せてくれる。
声がよくて歌がうまいから、敏腕プロデューサーに見いだされるのも納得。
徐々に追い詰められていくところや、自分を見失っていくところがリアルだった。
・桐生さんの奥さん=メアリー役に城月さん。
しっかりした大人の女性。
自分を見失っているジェームズを心から心配しているのが伝わってくる。
「仕事と私、どっちが大事なの?」的なことも言うが、それも夫を気遣ってのこと。
歌声の美しさが、彼女の真心を伝えてくれる。
役を伝えるうえで歌声などの舞台技術ってだいじだなぁ。
if世界のおどおどした女性もやってて楽しかっただろうな。
・天使・イブリンは実花さん。
可愛い。
天使だけど頓狂なところもあり笑わせてくれる。
・ロバート=楊さんの芝居は迫力あるなぁ。
桐生さんとがっぷり組んで、見ごたえがないわけがない。
エマ=千咲えみちゃんを毒牙にかけようとするところは「ずるい、その甘え方はずるい!!」と言いたくなったぞ。
そりゃーみんな女子は落ちますわ……ていうか、よくこれから脱出できたな千咲えみちゃん。
甘えてくる風情がほんとやばかった……。
if世界ではへこへこへつらってる部分が悲しくもおかしい。
「俺の場所だ」の暗さ、歌、ダンス、どれも堪能したわ。
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