『レジェンド 愛の神話』感想・2
OSKのたけふ菊人形公演「グランドレビュー2016『レジェンド 愛の神話』」、千秋楽含めて4回観ました。
今回はやはり折原さんを見てしまう公演でした。
高世さんも桐生さんも素敵だし存在感あるし、他の方々もそれぞれに素晴らしいんですが、出てくるとつい目で追ってしまうのは折原さん。
他の人より強くオーラを発してるとか舞台を邪魔してるとかいう意味ではもちろんありません。
舞台の上で品格をもって演じているだけなのに、芸の確かさと生まれもっての美貌とで釘付けにしてくれます。
トップ娘役かくあるべし。
小娘じゃなくて大人の女性としての美しさと強さ、品のある雰囲気が好きなんです。彼女を見ているとこちらの背筋まで伸びます。
前世でどれだけ徳を積んだんだろう――と一瞬思いましたが、きっと現世での努力が大きいですね。生来の美貌はともかく、あのたたずまいは。
いやもうほんと娘役好きだわ!!
●千秋楽は、上手中ほどにおそらくは大阪組の団員さんが(ロミジュリチームとかかな?)、そして5列目くらいのセンター下手側の通路に前トップの桜花さんがおいででした。
●プロローグ的なところ。
高世さんの登場にアパショを思い出した。
小さな階段に立ち、幸子みたいな大きなマント、それを引き抜くと――という流れね。
・桐生さんと虹架さんが組んで、首の後ろに手を差し入れて虹架さんの体を倒すところ、すごくかっこいい。
・トップの高世さんは硬質でノーブル。
ムダなく必要なことをきちっと見せる人、という印象。
良い意味で媚びない。
・桐生さんの迫力ある歌声は健在でした。
男くささや濃さもすごくて、高世さんとの並びが面白い。
●桐生さんの客席降り・その1。
今回は桐生さんがめっちゃ客席に降りてた。この後でも降りるしね。
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