『I AM FROM AUSTRIA』感想・4

2021-02-11月組公演感想,月組

だいたい1か月前に観た『IAFA』の感想の続き。

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れいこちゃん演じるリチャードが『AfO』のベルナルド系、という前評判には納得でした。ぐぬぬぬってしてる系の悪役。
ベルナルド、転生してきたのね……。

美しすぎるマネージャーで、自分で映画出たらいいんじゃないかな案件には『エリザベート』のルキーニも思い出した(美女の写真集めてる場合じゃない)。
ついでに『エリザベート』代役フランツも思い出した。妻シシィの美貌がなくたって平気さ、フランツ。

れいこちゃんの美貌が「マネージャー」という設定をぶっ壊しにくるのである。
こんなん、映画界がほっとかんやろー。
でもリチャードさんは暗躍したり策謀巡らせてるのが楽しそうだからなぁ。映画スターなんて興味ないんだろうなぁ。

大女優エマの部屋でベッドに座っているときの「なんの(性的)関係もありません」感はすごかった。
完全にエマを手駒としてしか見てない。手駒だから大事にするし機嫌も取るけど、それ以上の「もしかして……」感がないのがすごい。
別に色気のないふたりじゃないと思うのになぁ。

いっそゲイ設定だったら納得する。
が、たんにお金と権力志向が強いだけなのだろう。いっそ清々しい。

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