姉からのメール・130

姉からのメール

姉から花組公演の感想が届きました。

花組 A Fairy Tale 青い薔薇の精 感想1

・青い薔薇の実物、15年前くらい?浜名湖花博で見たわ、懐かしい。ひたすら並んで(行列苦手)汗だくで見たそれは、「これ?青…か?若干紫の方が勝ってない?」みたいな印象だったなー

・A Fairy Tale…「A」は、妖精のおとぎ話として王道ではないけど、こんな話もあっていいよねって意味かな?色々謎が謎のままだけど、私はこの話とても好きだわ。また見たら分かるところもあるのかなー

・とてもとてもみりおサヨナラ仕様だなーと思った。というか、みりおを見守ってきたファンの人に感謝を述べる公演というか。そこかしこにファンと演者の関係性とか、気持ちのやりとりが潜んでいるように思えた。(かれーちゃんの歌う歌の、ガラスの中で育つ植物がまんま宝塚、みたいな)そういうの内包してるよね?その辺を勝手に嗅ぎとって勝手に切なくなる私

・みりお、美しくも妖しい存在がなんて似合うんだ!!物語前半の、優れた存在を自覚しているゆえの、自覚なき上から目線が素敵よね

・美しいものを見知ってしまい、しかもそれに愛されたなら、現実は見たくなくなる。折り合いをつけることがどうしても苦痛になる。世にも美しいものに愛された経験が、そうでないものを受け入れる妨げとなってしまう。そう考えると、妖精界の「掟」が、妖精界を守るためのものみならず、人間を守るものでもあるのかなーと思える。だから遵守すべきだし、厳しい罰もあったのかなー

・「妖精さん」とか「薔薇の精さん」とかでひょおおう(#^.^#)!と思うのホント止めたい

・乳歯か、なるほどー

・おっ、つかさオッス!今日も元気やな!(もちろん面識はないので心の中で。)ヤブ呼ばわり(笑)

・妖精もいろいろいるし、皮肉も言うし、意外と人間まわりに詳しいのね

・うちの次期副組長、妖精役やっても全然違和感ないのよ、フレッシュさにびっくりするやろー(*^ω^*)!ショーとかで舞月ちゃんとシンメになるとめっちゃ嬉しい。これから頑張って下さい!

・ギャー!!えみちゃん!!いやいやいや早すぎるでしょうが!今回の役、威厳があって美しくてとてもいい!いいんだけど、これからますますいい女に磨きがかかっていくところじゃないの!!なんでなのー!!でも最後に歌がたくさん聴けて嬉しかった…初代スカピンのローブ?も良く似合ってて綺麗だったよー(T_T)。あれ好きなのよ

・舞月ちゃんはびっくりするぐらい出てこない。妖精さんの中でもレアな(?)妖精さんらしい(笑)。出てきたらそりゃあ気合い入れて見といた。が、く、暗い…背景がポー並みに暗い…でもいいの、ショーが本番だから!ダンス今回もお美しかった…。妖精たちで手を繋いでいるところとかバッチリ見つけました!(え…いたよね…?一回しか見てないからちょっと弱気)

・お屋敷の庭の、ちょっとレトロな画風の花の背景がとても綺麗

・庭師マイティ。かっこよかったなぁー。プラトニック。ニックだけに(台無し)。好きになるとその人の全部が欲しくなりそうなものだけど、ニックは幸せに生活させてくれているご主人込みでしろきみちゃんフローレンスを愛してそうだなーと思った

・ニックにとってはフローレンスは薔薇。庭師だから、薔薇は手もお金もかかることをわかっている。それを与えてくれる旦那様に感謝しこそすれ、奪うことなんて考えてなさそう。自分が奪ったところで無残に枯らしてしまうことを知っている。そんなくらいなら、このまま薔薇を薔薇として美しいまま、そばからそっと眺めていたい、たとえ触れられなくても…みたいなことを、ニックの控えめながら熱のこもる目を見て思った。切ない!!想像だけで切な死ぬ!!

・フローレンスは、マダムなんだけどどこか少女っぽさを残していて、落ちついているんだけど愛らしくて、そこが魅力的だったわ

・母が亡くなって心が大人になってしまった…みたいなの、いいねぇ。トリガーとして秀逸よね

続く

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