『追憶のバルセロナ』感想・4
・モンチはフランスの司令官アズナワール。
いい声だわ。
出番が少ないのがもったいない。
体格に恵まれていないし美貌の人でもないが、水色の軍服を美しく着こなしているのは男役としての年季か。
スペインの抵抗に焦れている演技もよかった。
・クリストフを演じたりんきらは「ああマサツカ役者!」って感じ。
淡々として何を考えてるのかわかりにくいところに不気味さやにじみ出る怖さがある。
・すっしーさんはすっしーさんらしい、味わいのある存在感。
4日殺しの薬を飲まされるイアーゴーで存分に笑わせた。
たぶん偽薬なんだけど、信じたらその不安で神経やられるよねー。
・セシリアのお母さん役はえびちゃん。
言動がなにげにひどくて笑える。
悪意はないけど無神経なんだよね。
私のえびちゃんのファーストインプレッションは逆裁の秘書だったので、「芝居うまくなったなぁ」と感動する。
・フランシスコのお母さん役はきゃのんだったかな。
笑わせ方も、真ん中を生かす出すぎない存在の仕方もさすが。
・フランシスコのお父さん役はさお。渋くてかっこいいおじ様ぶり。
スペインの誇りを譲らず死を選ぶ気高さや、息子への愛情をじゅうぶんに感じさせた。
・タブラオ店主・モレノのほまちゃん、安定の上手さ。
声がよくて、セリフの間がばつぐん。
わかりやすい出番は多くないけど、いつも楽しみにしてしまう役者さんだ。
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