『パッション・ダムール・アゲイン!』感想・1

星組公演感想,星組,専科

専科のカチャ主演の星組全国ツアー公演『バレンシアの熱い花』『パッション・ダムール・アゲイン!』を観てきました。
3月27日(月)11:30と16:30の回です。

『パッション・ダムール』は雪組のバウを何度か観ましたが、今回は場面がいくらか違っています。
「アディオス・パンパミーア」「愛の誘惑」「愛の歌」「ALL BY MYSELF」は前回のバウと同じくありますが、それ以外の「間奏曲」などはかなり違っています。そもそも公演にかけられる時間が違うもんね。
バウ公演じゃないからロケットもあるし。
いつもの岡田センセイ詰め合わせという感じでしょうか。
楽しかったです。

これからも宝塚のノーブルさを引き継ぐカチャのための演目みたいになってくるのかな?

専科のカチャが主演、トップ娘役のひっとんが相手役ですが、2番手せおっちの出番も相当に多い。
「愛の誘惑」のバッドパワーからアダムへの流れはかなりヘヴィーだと思うんですが、歌声も力強く、ダンスも雄々しさを見せて大満足でした。
ファンも「バッドパワー」好きすぎだよね。2日目にして拍手が揃いまくってるわ!!

私も「バッドパワー」が好きですが(振りのなんとも言えない古めかしさも含めて)、ただ一点、なぜここにあまとが入っていないのかと……!
いや、前後の出番とか出演場面数の都合とかある程度はわかるんですが、めっちゃ見たかったわ、あまとのバッドパワー。
というわけで、帰る道々、脳内で勝手に想像したバッドパワー天飛Ver.をずっと再生してました。

主演がカチャとはいえ星組公演なので、星組生え抜きのせおっちのほうが馴染みが深いファンも多いでしょう。
それゆえにか、パレードでせおっちへ贈られる拍手には一際の熱がこもっていました。

今回のパレード(センター降り)は、

ひっとん(エトワール)⇒天飛くん⇒極美くん⇒せおっち⇒カチャ の順。

トップ娘役でエトワールのひっとんは、赤白の大羽根、雉つき。
2番手せおっちは赤白の2番手羽根。
主演のカチャは真っ赤な大羽根、雉つき、ナイアガラなしでした。

ついにせおっちが大羽根を背負った……! とファンには感無量なことでしょう。
そりゃ拍手も大きくなるってもんです。、

カチャも大羽根を背負うのは初めてかな?

全国ツアー恒例のご当地出身者紹介は名前を呼ばれたジェンヌが前まで出てくる形です。
各自のご挨拶や一発芸はなし。
梅芸公演では大阪出身の珀亜くん、樹澄くん、青風くん、綾音さんの4人だったかと。

いずれも下級生たちなので小階段を素早く駆けおりてきて、上級生の間から前に出てきて一礼。
小羽根を背負ってる娘役の綾音さんは体を横にして滑り出てきたのが微笑ましかったです。

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