『桜嵐記』大劇楽を見たんだ

ライブ配信で見た『桜嵐記』大劇場千秋楽の感想です。
6月21日(月)13:00からの上演でした。
ムラで観てから1カ月以上経っているので、受ける印象なども変わりました。

・プロローグの、人物登場の拍手がなくなってた。(ヒロさんとかおだちんとか)
噂に聞いてたとおりだ。
話としてはすっきりするが、スポットライトとともにスターさんが出ると拍手したくなるヅカファンの習性があるので、不思議な感覚だ……。

・高師直のゆりちゃん。
色狂いのジジィというより、支配欲が強くなってきた印象。
天皇家も貴族も、なんなら尊氏も支配して蹂躙したいのだろうなと。

・楠木家の郎党たちのまとまりが強く熱くなってた気がする。
樟音頭とかほんといいよね。

・ひすみりんちゃんの子ども2の憎々しさがよい。
クソガキ感があっていい武士になりそう。

・後醍醐天皇の言葉を聞いているときの後村上ありちゃんの目がおびえきっていてすごい。
死者のために生きているのがわかる。
後醍醐天皇の呪い、恐るべし。

・「かまわぬ、立て」と後村上に言われての正行の笑顔に、幼いころからの友情を感じる。

後村上天皇も友を死なせるなよ……というのはたぶん現代の感覚で、友であれなんであれ、立場・身の程にふさわしい道をとらせることが当時のありようだったのだろう。
「戻れよ」というのがおそらくは彼なりのせいいっぱいだ。

・楠木三兄弟を評して「美しゅう生じたものよ」という足利尊氏。
美少年たちを引き連れているだけにつっこみたくなる。
そりゃまあ月組が誇る美丈夫三兄弟ですけど!!

(そういや『歌劇』最新号ではすごいネタ出てましたな……月組版・尊氏と花一揆の関係がよくわかる「えと文」。すばらしい)

・ゆいちゃん饗庭の若武者度が上がってた。
声の出し方がうまい。

・弁内侍が正行の肩にひたと添えた手を下ろさせる動きが美しかった。

・髪を振り乱して、桜嵐の中をかけるたま正行の凄味と美しさよ。
演出と気魄が合わさって、すごい名場面だと思う。

・ちなつ正時とうー百佑の「とどめはいるか」「……頼む」のやりとりが、めっちゃ辛くも萌える。
萌えるべき場面じゃないんだろうが。

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