2番手さんの退団

星組大劇場公演『柳生忍法帖』『モアー・ダンディズム!』の退団者が発表されました。

星組 退団者のお知らせ
2021/08/03

下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。   

星組
紫月 音寧
夢妃 杏瑠
愛月 ひかる
漣 レイラ
彩葉 玲央
湊 璃飛
澄華 あまね

2021年12月26日(星組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団   

宝塚歌劇公式サイト

退団者には上級生が多く、これまで多く星組や劇団に貢献してきた人たちです。
最後の日まで、タカラジェンヌらしく輝き、幸せであってくれますように。

さて、退団者のなかで絶対に言及せざるを得ない人がひとり。

言うまでもなく愛ちゃん、愛月ひかるさんです。

宙組の超路線男役時代から宙組3番手に、そして専科を経て星組に異動、2期下のこっちゃん時代の星組2番手を務めました。

宙組若手時代は同期のりくくんと競いながら「将来はトップになるんだろうな、もしかして初の宙組生え抜き?」という雰囲気でした。
そんな愛ちゃんが専科に、そしてトップにならずに退団する未来があるとは思いもよりませんでした。
本当に、ジェンヌさんの宝塚人生はわからない。

だから今日の発表はかなり衝撃的でした。
かなり驚きつつも、でも「ショックだけど、最近の流れかなぁ……」と落ち着いてもいました。

というのも、月のみやちゃん、花の瀬戸くんと2番手退団が続いていたから。
かつての、雪組のゆみこちゃんの退団時ほどの衝撃ではないな……と。
ご贔屓さんの退団は、ファンにとっては比べるようなことではないのでしょうが、ある種の慣れがあります。
私のヅカファン歴もそれなりになってしまいましたし。

ゆみこちゃん(彩吹真央さんのことね、念のため)が2番手のまま退団したのは2010年だから、もう10年以上前なのね……。
たしかあの頃は、まだわずかに新専科制度のなごりがあって、でも専科異動しない2番手さんはトップになるものとファンが思っている時代だったと記憶しています。
そのなかで行われた2番手退団はファンの批判を呼び、ひいては次期トップスターだったキムラさんの人気にも翳りを落としていたのではないかと。
当時の雪組トップ・水さんの退団会見のスーツが黒なのは……とか、いろんな憶測も呼びました。

という、ヅカファン界隈での激震のようすを覚えているだけに、なんというか、ここ数年で「2番手退団」に半ば慣れてしまったことに驚きつつ悲しくもなります。

今後もこういう「2番手ポジでの退団」はありそうだなぁ……。
誰がというわけではなく。
(というか思ってても書けないわ、さすがに)

若手時代からスタートし、番手がついて、ときに紆余曲折がありつつも3番手・2番手と順調に階段をのぼり、そして頂点を極める。
宝塚のスターの歩みには、ファンも伴走しているもの。
その二人三脚が途中で途切れるのは、ゴールが見えているだけにちょっと切ないなと思います。

もちろん、トップになることだけがゴールではないといえます。
また、トップどころかセンターを張れる生徒さんのほうが少ないことを思えば、充分にやりがいのある、恵まれた宝塚人生だというべきかもしれません。
それでも、2番手にまで上げたからには、と期待値が上がってしまうので辛いわけです。

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