星組大劇場公演『GOD OF STARS-食聖-』を観てきました。
8月11日(日)の11時公演と15時公演のダブル観劇です。
始まる前から面白そうな作品でわくわくしてましたが、予想以上に楽しかったです。
おバカなノリが最高。
出ている人が可愛くて、面白くて、キャラが立ってて、いろんな人に見せ場があって、ストーリーはツッコミどころ含めて楽しめる。
何回でも観たくなる作品です。
・主演のべにーさんの役は、「西遊記」の世界に生まれ、うっかり地上に落ちた高慢な料理人ホン・シンシン。最後には神になる……というぶっとび設定。
高慢で偉そうで機関銃のようにしゃべり倒すホン・シンシン。まさにべにーさんの宛書。
表情もすごい。
これを宝塚の舞台の真ん中で主役として成立させるのは、べにーさんがべにーさんだからだな。
ホン・シンシンがいいやつとか結婚したいとかはまったく思わないけど、欲と生命力にあふれた彼は本当に痛快。
ひたすらに楽しい。マンガのようだった。
・ヒロインのアイリーン・チョウのあーちゃん。
ジャージに健康スリッパでも可愛い。ピンク髪がこんなに似合う日本人がいていいのか!!
なに着ても可愛い、なにしゃべってもなにしても可愛い。
あのべにーさんのホン・シンシンに負けてないのがすごい。
カンフーも強くて、戦う女の子なのが素敵。強い、強いぞあーちゃん。
料理ド下手設定もベタだけど、そのベタさがいい。
あと、シンガポールで旅の雰囲気に流されてなんとな~くホン・シンシンに惹かれていくのがまた笑える。
このいい加減な恋し方、いいよねぇ。宝塚ではあんまりないパターンだけど、妙にリアルだ。
・最後には子供が10人。2人は人形だけど、8人は組配属されたばかりの研1生。
105期星組生は、べにーさんとあーちゃんを継いでいく「子供たち」なのね。
これも愛のある演出。


コメント
こども多いなー(笑)と思ったらそんな訳が!
今知って胸熱くなりました
>まろやか さま
そうなんですよー、子供さん、みんな研1さん。
1作だけでも、べにーさんとあーちゃんの血を受け継いでいってくれるみたいで嬉しいですね。