『たけふレビュー Diamond Quality』感想・4

・柚咲さんが踊り、雪妃さんが歌う場面「change」すごくいいなぁ。
雪妃さんの歌が女神っぽい。
柔らかく温かい声が歌にぴったりです。
「change」の歌詞はうたちゃんの座右の銘にかけたものでしょうか。

中央左右の幕のおかげで上手前方端に座ると団員さんが見えなくなることがあるのがちょっとだけ残念でした。

・「sixth sense」でセンター近くにいる穂香さんにびっくりしました。
大人っぽく、見たことない雰囲気出してたと思う。
いつも元気印でキュートだったりファニーだったりなイメージだったのに、役幅、広くなったねぇ……。

OSKって人の使い方が宝塚に比べて自在だ。
たとえばこのたけふ公演の主演が非トップの翼くんで、一緒にトップ娘役2人が出演しちゃうようなところですわ。
さらに、公演2番手朔矢くんメインの場面にしれっとトップ娘役の舞美さん・千咲さんが出てるのにはびびった。
まさかいると思わんやん…今まで出てるの若手娘役かと思ってた。
「トップ娘役です!」みたいなポジションで踊ってたわけでもないし。

この場面の朔矢くんはまさにダンサーとしての凄さを見せてくれる場面で息をのんだ。
肩や腕の使い方などもすごく柔らかいし、キレはあるし、回転もすごいし。
語彙力がまったく追いつかないのが申し訳ない。

・楽日、10時と14時の合間でご飯食べてるとき、うちの姉が延々朔矢くんの話をしててちょっと笑った。
朔矢くんのことをすごい、すごいんだよあの人。ってわかるんだけど、まさかここまで「ダンスすげーーー!!」ってのめりこむとは思ってなくて。
だれかにドはまりしてる人の姿はけっこう楽しい。

姉は朔矢くんが今回初見だったので、親切で可愛い妹としてはいちおう朔矢くんの話を授けておこうと昔の話をしておきました。
大阪で観た朔矢くん主演の『REVUE JAPAN』ですが、あれ2019年だから3年半くらい前なのか。

「中の人、けっこうぽわぽわした女子っぽかったよ」と言ったら「嘘やろ!?ダンスに女子っぽさカケラもなかったよ!?」と驚いてました。
見た目もシュッとしてるしなぁ……まぁ驚く気持ちは分かる。

でも千秋楽の日、最後に翼くんが下級生順に出演者紹介をしたとき、名前を呼ばれる前に下手端で「はい、はーい」とぴょこぴょこアピールしてる朔矢くんは女子というか、子ども? めっかわでした。
踊ってるときとのギャップすごいわ。

・「JUST DANCE」はきたあぁぁぁぁ!!と叫びたくなるくらい好き。ほんとかっこいい。

ただ、「sixth sense」からの「JUST DANCE」の流れってエグすぎるやろ……踊ってる人の体力が。と心配になってしまう。

朔矢くんたち、前場から踊り続けでよく体力もつなぁ。
汗だくになってる感じもないから余計にすごい。
ここでも朔矢くんの肩や腕の使い方がめちゃくちゃ柔らかいんですよね。

後ろ向きに腰を落として帽子を掲げる振りがものすごく好き。

途中参戦のトップ3の方たちももれなくダンサー。
「歌の人かと思ってた」と姉が言った千咲さんもキレッキレでゴリゴリに踊る。
そう、そうなのよ、千咲さんめちゃくちゃ踊れるのよ、優秀なのよ。

このあまりにもできる子ちゃんぶりとちょっと小柄で「華――――!!!」ってタイプじゃないし「姫でぇす」ってタイプでもないから、夢々しさは低めなんだけど。

一方、舞美さんはキレがあるのに加え派手な勢いを感じる。
男役に近いような圧もね。

舞美さん、千咲さんのダブルトップ娘役の並びは面白いな。

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