『レビュー in Kyoto』感想・1

OSK

京都四條 南座でのOSK公演『レビュー in Kyoto』7月10日12時公演を観てきました。
1回しか観てないので記憶はかなりあやふやです…。

芝居とショーの2本立て。
芝居は『シンデレラ♥パリ』。

●桐生さんのポポロはめちゃくちゃ面白かったです。
王子に振り回される侍従の役でコメディテイストなんだけど、芝居がうまいからすっごくおかしい。笑いまくり。

たぶん私が桐生さんを蘭寿さんぽい人として認識してるのは、このコメディのテイストに似たものを感じるからなんだよね。
スベリ知らず。

あのマッシュルームヅラはいつか見たような…(何年か前の武生公演だな)。
ほんとこういう役やるとうまい。

パリに着いてかわいい女の子いっぱいだー! とウハウハしてるのも、部屋について王子様の椅子でぼよんぼよんしてるのもかわいい。

でもお客さんにアドリブ仕掛けるところはかっこよかったなー。
お茶しませんか? って。
すごくいい声。
このギャップというか振れ幅がたまらんよ。

●芝居はたぶんツッコミどころありまくりなのだろう。
レモンの月ってなんで王子を追ってるんだっけ。身代金目的?

「追えー!」でみんな同じ方向に走ってるあたりしょぼそうである。成功率が高い気がしない。
蒼音くんはオカマな役作りでした。ぺったりした髪の流し方に、『カナリア』のいまっち美容師を思い出したよ。この髪型は歌劇共通の記号なのだろうか。

●楊さんの顔をようやく覚えた。
誰かに似てると思ってたんだが、ようやくわかった。悪人度を下げたてんれーさんだ。
ああすっきり。

●高世さんはムダにきざる役で、それがまたおかしかった。キザってるだけで笑える。
無意味にキザるキザるキザる……。

ヒロインに気まぐれでドレスをプレゼントするんだが、「お前は魔法使いのおばーさんか!」と言いたくなりました。

まさかそんだけのために出てきたんじゃないだろうとは思ったけど、最後のほうにちゃんと役目がありました。
王子の学生時代の友人だったのね。
だからレモンの月の一味であっても王子を逃がす、と。

ご都合主義だろうけれど、観ている間は別にいいやという気持ちで楽しく見れました。

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Posted by hanazononiyukigamau