『たけふレビュー Be The Spark!~輝く未来に~』感想・2

OSK

OSKのたけふ菊人形公演『たけふレビュー Be The Spark!~輝く未来に~』を観てきました。

10月23日(土)12時半の回に続き、前楽・千秋楽の11月7日(日)12時半と15時の回です。(なぜか配信された回しか観てないっていう)
前楽・楽は姉と行きました。

・ガチャガチャ2回まわしました。
楽しかった。
誰が出ても楽しいよね。
なんかおみくじ感覚で回してしまう

・今回めちゃくちゃ気になった碧輝来ちゃん。
まだめちゃくちゃ新人やないかーい!!

姉に「あの子好きでしょ」みたいに簡単にバレたけど、ええめっちゃ好きになるタイプですよ、あのぐいぐいくる感じは……。
(基本的に娘役らしいはんなり系より「君は男役か?」みたいなタイプや、高身長の迫力ある娘役さんを好きになりがち)

碧さんは背は高くないけど、ダンスや出してくる雰囲気が男役っぽいもので、それが彼女の若さ(悪く言うと娘役としての経験の少なさ)からくるものなのか、あるいは彼女の持ち味なのかはわからない。
でも、見ていてものすごく楽しくてわくわくした。

娘役さんだけど「かーわーいーーーーー」って愛でる系じゃなくて、「うわーなんだこの子、面白い!!」ってなるタイプね。少なくともいまのところは。

顔が濃いので圧もあるんだけど、遠目にみたらそんなに大きくなくてめっちゃスタイルいいのにびびった。
なんだあの顔の小ささ!
ほんと、フランス人形を思い出したわ……。

で、しばらく見てて分かった。
碧さん、星組の天飛くんに似てるんだわ……。
顔の濃さとか、ぐいぐいくる感じとか、表情のつけ方とかめっちゃ似てる。
もちろんダンスのキレも。

ダンスはまだ粗削りなところがあるけど踊れるよねぇ。
これからが楽しみだ。

・もう1人気になった娘役さんが舞音ことはちゃん。
背の高い超美人さんという、これまた私の好きなタイプ。
(元宙のうらら様みたいな……ダンス力はダンチでしょうが)

ダンスもお上手で、めちゃくちゃかっこいい。

堂々と踊っていたので、まさか途中参加だとは思いもしませんでした。
急に登板が決まったでしょうに、練習量もほかの劇団員さんほどじゃないでしょうに、同期のためにという気持ちもあって頑張ってくださったのかなと思うと頭が下がります。

・超シンガーな娘役・涼乃あゆさん。
エトワールは震えたわ。
すごいねぇすごいねぇすっごいねえええと思いながらCDを買った。

去年だったか、コロナ禍が始まったころの「皆で歌おう」コラボも思い出しました。
テクニックを見せてくる歌い方が面白かったんだよね。
入団前は本格的に声楽を習ってた方なのかな。

・もうすぐ退団となる栞さなちゃんは可愛らしい見た目と暑さが素敵。
さなちゃんはどう見ても姉の好きなタイプですね。(見た目が宝塚で言えばずんちゃん系というか)

・男役3番手に入ったりつきくん、こんなにかっこよかったっけなぁと不思議な感慨を覚えた。
きっと経験を重ねてかっこよくなったんだよね。

・楊さんのかっこよさ、温かさ、熱さも堪能。

ダンサーを目指す舞美りらちゃんの場面は、幻想の男とでもいうべき映画スターとして出ていて、この完全無欠ぶりのスターぶりが素晴らしかった。
とことん王子様で、少女の夢見る映画スターってこんなだよねえええ。

私の持つ楊さんのイメージって「苦労人」なんです。
あまりOSKに詳しくないのに何言ってんだって感じですが、そんなにトップスターへの街道が真っすぐ引かれてたイメージがないんです。
ギラギラと輝いているのすら、自ら発光していかなければいろんなものを打ち返せなかった叩き上げ男役の証拠みたいな感じ。

だからこその大きさや人情味が楊さんの魅力なのかなと思う。

トップスターとしてソロを歌うところは、楊さんの歌唱の素晴らしさを味わうとともに「よかったねぇ」という気持ちになった。

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OSK

Posted by ゆきたろ