『愛の翼〜Aras Del Amore〜』感想・3

OSK

●OSKのたけふ公演『愛の翼〜Aras Del Amore〜』10月11日10時公演に行ってきました。
今日は父と一緒です。
たけふ菊人形は我が家の年中行事です。

今日は3連休の初日とあってかすごい人出でした。
いい天気だけど、10時公演にこんなに人が集まってるなんて。
先週の倍近く入ってたような気がする。(倍は言い過ぎか)

●前回行ったのが10月4日(初日の翌日)でちょうど1週間ぶりになります。
そのときは公演をネタ作品として楽しんでいたんですが今日は違いました。

作品のこっぱずかしさはそのままに、出演者たちの芝居の歯車がかみ合って、熱量もアップして、なんというか感動してしまいました。
く、くそう、古い少女漫画みたいなのに!
なんてこった。

・エミリオとセリーナの出会いの場面がすごくよくなっていたように思えました。
セリーナの手に口づけたあとのエミリオの視線に熱とときめきが先週よりも強く出ていたんです。
「特別な恋をしたんだな」とわかる視線でした。

真麻くんのエミリオは、セリーナと会っているときの甘やかな包容力と、王妃様などと会っているときの精悍な凛々しさのどちらも素敵。
出来る男感があふれてます。

エミリオは「これが終わったら結婚式だ!」な人ですが、もちろん死亡フラグではありません(笑)。

・和紗さんのフィオナはいじらしさアップ。
ソロ泣けるわー。

どう見ても美人ではないんですが(すいません)、シモンとのやりとりに気風のいい女らしさがあふれてます。

・占い師・イメルダの城月さんは独特な雰囲気がいい。
マリア王妃の折原さんと合わせて場の空気をがらっと変えます。

・ルイス役の栞くんのセリフが聞きやすくなってたような。

・陽毬さんは雪のうきちゃんみたいな娘役さんだなぁ。

●終演後、女子トイレで並んでいたら公演をご覧になったとおぼしきおばさま方の声が聞こえてきました。

「やだー、また行かなきゃいけない~」
「もともとこういうの嫌いじゃないからねぇ」
「主演の人、ちょっとよかったんじゃない? ハマるかも」

なかなかの好評。

一番面白かったのは、「王妃様役の人、顔がシュッと長いから、男役のほうが似合うんじゃない?」。

折原さん、かなり小柄よ~?!

・混みあうフードコートでは相席させていただいた方とお話しました。
京都からお越しのOSKファンだそうで……。はるばるようこそ。

どちらも連れは放置で、女2人で話しまくり。
「虹架さんって胸やけしそうにくどいよね」「でもそれがクセになる」などと盛り上がったのでした。

こういうファン同士の交流も楽しいです。

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Posted by hanazononiyukigamau