『BE SHINING!!』を見たんだ・2

花組神戸国際会館こくさいホール公演「柚香光 スペシャルコンサート『BE SHINING!!』-華麗なる時-」ライブ配信の感想の続き。

・文字通り飛び出し(飛び上がり)踊り出すかれーちゃん。
『ル・パラディ』の音楽で踊る。

懐かしい。
入団したときからトップ確定みたいなオーラのある男役さんでしたが、大ちゃんさすが抜擢が早いわ!!と思った覚えが。
あれから十数年経って、大人っぽく洗練されました。

・妖精あわちゃん(フィーさんの妹・ヴィーらしい)のベルでピンクの花男たち登場。
あわちゃん、扱いがいいわっっ。
全ツヒロインの美咲ちゃんが次期花娘1の最有力候補だけど、あわちゃんも(花組ならずとも)どこかで娘1決まってますか?と思った。
ヴィーちゃんはどこかファニーな可愛さだけど、ダンサーだけあって動きはすごくきれい。妖精さんはダンスがお得意な種族らしい。

まどかも階段上から出て主題歌。

らいとが出てきたときは「お久しぶりです!!」という気持ちに。
元気そうでよかった。

公演2番手格のほのかちゃんは存在感マシマシで、そのたたずまいが頼もしい。なんか揺るがない強さを感じる。

・総踊りで客席降り。
うーらーやーまーしーーーーー!!
ああ、こういう光景がかつて普通だったよね。
コロナ禍前に戻ることがいいことかはわからないけど(タッチとかはしなくていいと思う)、ただただみんなキラキラ輝いててまばゆい。

・かれーちゃんのトーク。
「本日はライブ配信、ライブ中継、そしてBlu-ray収録が」とカメラに投げキスする柚香さん。
カメラは1列目の前かな? サービス精神が旺盛であられる。
クックック、ふっふっふ、はっはっはと笑いが止まらないようだ。かれーちゃんがだいぶ面白い人になっていた。ご機嫌がよろしかったのかしら。

・「Amourそれは…」はかれーちゃんたち95期生の初舞台の主題歌ですね。
かれーちゃんのソロであわちゃんが後方でダンス。

・『新源氏物語』の「恋の曼陀羅」ではコンサート仕様のうちかけを羽織る。
糸ちゃんのソロは柔らかい歌声が美しい。
まどかも登場しかれーちゃんと踊る。

・と、ここから急展開してXの「紅」。
峰果・愛乃・龍季・紅羽が男役のソロパートかな。
まどかが持ってるのは長刀? なんか戦いだしたぞ。花組は娘役も殺陣ができるのか。

・ラルクアンシエルの「READY STEADY GO」をかれーちゃんと男役で。
ああ、ラルク懐かしい。ヴィジュアル系全盛期だった学生の頃にけっこうはまってたわ。

・ほのかちゃんはグレーのストライプスーツに胸に紅薔薇、白のハット。
クラシカルな衣装が似合う。

マスタードカラーのタイトなドレスの娘役も手に紅薔薇。

歌はジュリーの「勝手にしやがれ」だっけな?
(このあたりはあまり詳しくない)

ほのかちゃんは見るたび男度が増すなぁ。

・かれーちゃんとまどかで『エリザベート』の「私が踊る時」。
エリザ、れいまどの花組で上演するって噂がありましたねぇ……。(そしてかれーちゃんの喉がもつのかと心配されてた)
噂は噂に終わったけど、コンサートでちょっとだけ見られて嬉しい。
ビジュアルは最高だし。

まどかも歌えるし気が強そうなところがシシィにはまりそう。

途中からまいら・みこちゃんも歌ってたような。

・続いて『エリザベート』「最後のダンス」。

トートを演じるかれーちゃん、やっぱり見たかったな。
なんか面白い役作りしてきそうじゃないですか。トート閣下に対して、切れ味鋭い役のとらえ方をしてきそう。
かれーちゃんはダンサーだけど、芝居もすごくいい人だから。

・「はいからさんが通る」はらいとたち男女3組で。
みこちゃんは昔と変わらず可愛いが、すごく痩せたね?

・柚香・稀奈でバレエ「ノクターン」。

これがものっすごく良くて。

バレリーナ稀奈ちゃんの真骨頂ですよ。
難しそうな振りを軽々と踊る。
詩情のあるダンスです。

こういう隠し玉があるから小公演はたまらない。

・『ポーの一族』主題歌と「願わくは」はかれーちゃんとほのかちゃんで。

ほのかちゃんは痩せて若いときより耽美さが出てる。
若いときは若いときなりの美しさがあるけど、どうしても「女子」の部分が隠れない。
男役として余分なものが削げて、舞台人として完成に近づきつつある今だからこその美しさなのだろう。
見せ方も上手くなってるしね。

・『あかねさす紫の花』の「紫に匂う花」はかれーちゃんとらいと。
『メランコリック・ジゴロ』はかれーちゃんとまいこつ。
花組メドレーです。

今回はまいこつがバリバリに使われていて、そういやもう上級生なのだなぁ……としみじみした。

・『哀しみのコルドバ』の「エル・アモール」はかれーちゃんに詩希すみれちゃん(ことのちゃんの代役)・あわちゃんかな。
可愛い子ふたりに囲まれてるかれーちゃんが羨ましい。

・『巡礼の年』はかれーちゃんと娘役ちゃんたち。
本家本元のピアノだんじりは今回できないけど、娘役ちゃんたちがきゃーきゃーするのを見るのは楽しすぎる。
こちらまで心はしゃぐ。

・『うたかたの恋』はもちろんかれーちゃんとまどかで。
令和版とでもいうべき脚本と演出になっててすごく好きだったなぁ。小柳センセイ、マジでしごでき。

・ラストは『TOP HAT』。
れいまどという踊れるトップコンビならではの作品でしたね。
どんどん思い出がよみがえる。

全員で客席降りして1幕終わり。

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