2015年『レビュー 春のおどり』感想・4
●『レビュー 春のおどり』初日の感想の続きです。
1ヶ月前のものを記憶を頼りに書いてみる。
・第2部のショーは『Stormy Weather』、オギー演出です。
前に「『TUXEDO JAZZ』っぽいかな……? と思った」と書きましたが、後から『タランテラ!』っぽくもあるなと思いました。
前半と後半のテイストががらりと変わるところがその原因。
『タランテラ!』ではえりたんの「カリプソ」(だったと思う)でいきなりショーが明るくなって、なにごとかと思ったんです。あの感じですねー。
・オギーのショーであるからして、ストーリー物っぽいのに内容はまぁよくわからないんですが私は好きです。
回数見ればわかるのかなー。
オギーのショーはちゃんと理解しようと思うと「謎解き」「読解」って感じになるんだよね。
そういうのナシでぽわ~んと見ても楽しいのでいいんだけど。
・終演後に隣席の方に「OSKを見るのは初めてなんですが、こういうのはOSKではよくあるんですか?」と聞かれました。(たぶんヅカファンだったんだろうな)
「こういうの」がどういうのかわかりませんが、答えられませんでした。
私、宝塚とOSKをあまり分けずに見てるからなぁ……。
いまだに宝塚とOSKの違いがよくわからない。
宝塚でも、たとえば花組と月組はテイストが違うけど、宝塚とOSKについてもそのくらいの感じで捉えてるもんで。
OSKも作品によっていろいろあるだろうし、オギーの作家性のほうが強く感じられたし。
・と、ゆるいヅカファンな私はそういう感じなんですが、コアなOSKファンの方だときっとまた違うのでしょう。
午前と午後の公演の合間にご飯を食べにいったら、ファンの公演評が聞こえてくる。
つい聞き耳を立ててしまう。
その方たちだけかどうかわかりませんが、非常にお怒りのご様子でした……。
「OSKはこんなんじゃないの!」
「わかってない!」
「OSKはもっとパァーっと明るいの!」
そ、そうですか……。
いたたまれない気持ちになるのは、今でもオギーは宝塚の人だと思ってるからなんだろうな。
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