姉からのメール・96

姉からのメール

姉から届いた花組公演の感想・再び。

花組 メサイア 感想3

・船上のるなちゃん白くない?あとでお侍になるから?

・今回かれーちゃん出てきた時、以前より年寄りでびっくりした。後ろを向いたり、伏せたりすると(つまり顔が見えないと)ヨタヨタした老人だった。でも顔を上げるとビカーっとかれーちゃん。さすがだわー

・四郎がつかさはなこに再会するところ、今回四郎がえらい無邪気に喜んでいたので、私のみりおかわいいフィルターが勝手にかかっちゃって、「お前ら遅いよ、本当は知らない人たちの中でちょっと怖かったんだぞ!ちょっとだけどな!」と勝手に四郎の心の声が聞こえてしまった。ごめんよ。いや、つかさはなこが対等にどしっとしてるから余計にね…←本当は頭領が仲間との再会を果たしてる普通の場面です

・迫害されている民衆はみんな小さく見えるんだけど(お侍の前だと縮こまってて余計に)、でもつかさはなこは民じゃないから縮こまってなくて堂々としていて、余計に大きく見えた。村人からはいい感じに浮いてて、いいサイズ感だなーと。ちなつ軍を退けてイェーって腕と腕を合わせるの、カッコよかったし楽しそうだな!

・鬼めァァ!!ザシュッ!ここはやめて…

・「おっかあ!」って、これは糸ちゃんだな?糸ちゃんって男の子役でよく見るなー。上手だもんね。大人役もうまかったけどね。ふふふ、ちびっ子さん^_^

・絵師が絵を踏めない理由をお侍と刀との関係に咄嗟に例える四郎賢い

・信じなければ耐えてこられなかったっ…っていうセリフ、今回血を吐きそうな勢いで言っててグッときた。おおぉ…めっちゃ重いT_T。この人物、キリスト教を信じつつも、かつては四郎のような疑問(神はなぜ生きている我々を救わないのか)に何度もぶつかっていたっぽいよね。しかもそれは村の衆には漏らさず自分の胸だけに収めていたっぽい。単に慈悲深いだけの立派な人物ではなく、渡世の知恵の範疇に収まるほどの少しの狡猾さもありそうで、ちょっと興味深いです。人間くさい。四郎に利用価値を見いだすだけでなく、我知らずシンパシーを感じて留まるように促したのかもしれないなーと思うと面白い

・洞窟の立ち回り、かれーちゃんだけしばらく素手なのに強い。手前から奥に移動しながらファサーってマント翻すのもうまーい!魅せるよねえ

・ちなつがいい感じに言い訳がましい

・今回、みりおがゆきちゃんと銀橋で歌う場面の前の「宝はあった。人々の心さ」って話す場面でみりおがめっちゃ感極まったみたいになったような?ええっ?ここで?と思いつつも(いいセリフだけどお芝居として泣くとこではないと思ったので)、そんなん見たら私もなんかうぅーってなってしまうやーん>_<。気のせいだったかもしれないけども ・キスするところ、四郎さんの、流雨の顔に持っていく手がフルフル震えてるの初めて気づいてしまったー(〃ω〃)!!カイラギとして相当ならしたであろうに(なんなら港ごとに馴染みの女を置いてそうなのに(笑))、流雨を神聖な対象としても見てるのであろう、キスぐらいでためらってる感じがなんとも…!!そういえば流雨「さん」呼びだしね!!荒くれっぽくない!なのにこの後抱き寄せる時はガシッと力強いのよね(//∇//) ・ちなつ達、派手な陣羽織。宝塚~って感じ。タソが苦々しい顔して悔しそうにはけていくのがツボ ・帆純まひろくんは何歳設定なんだろう?元気やな(笑)。しろきみちゃんとの絡みはこの劇での僅かなホッとするタイム。でも四郎がカイラギだったことを暴露する件では、いらんことを~!ってなるΣ(゚д゚lll)(笑) ・土下座で民の命乞いをしたり、妹を庇ったりとか、武家出身なのに泣けるほど低姿勢なしぃちゃん。どうか後慈悲を!とあたまを下げる器のデカさに泣かされるわ。いい声でいい芝居するわー ・あと戦う時の覚悟の決まった目がキリッとしてカッコいいのよ。ちょっと垂れたサイドの髪と涼しげな目元がビジュアル的にすごく武士っぽい!! ・航琉ひびき舞月なぎさ兄弟、身内だからお互いを気にかけながら戦ってて涙。兄の背中がでかい。(T_T)兄弟で斬られるとかいやだもう…戦いのダンスはめっちゃカッコいいよーーすぐ終わっちゃうけど。刀持ってても余裕だわ ・最後の決戦、ここで誰さんの死に際が…とか色々聞いたけど、ぜんっぜん追えてない…この人見よう、と注意していてもいざ演者達が演じて舞台が動くと、目の前で起こることを「ああっ、ああっ、あーーーっ」見るのみになっちゃって(泣)。演者の熱と舞台の勢いとテンポと流れがめっちゃいいので、いつも気づいたら十字架でき上がっちゃってる。めくるめく舞台の渦に巻き込まれて終わっちゃう。いい流れよねー!楽しかった。悲しい話だけど、舞台見たなーって感じ。あかん、細部はBlu-rayまちだなー楽しみだな! ・マイティの最後の笑みもいいわー。自分では立場上決して表に出すことを許されない感情を素直に出すあすかちゃんに、少しの若さと甘さ、そして多くの器の大きさと寛容さ、頼もしさなどを感じての笑みに思えた。けど本当はどうなのかな?どうなんですかね? ・最後の場面の照明が綺麗だなー。紫?とオレンジっぽいの。たまに夕焼けでこんな感じの空になる時があって綺麗だよね

0