姉からのメール・３１
姉がこのまえの日曜と月曜に花組公演『雪華抄／金色の砂漠』を観に行ったそうです。
私は翌日の火曜日（千秋楽）に行ったので入れ違いですね。
めちゃくちゃ気に入ったらしく怒涛のように感想がきたので順次転載していきます。
⚫すっごいヒリヒリするヤツ見たわーー！！！仮面のロマネスクと同じ、プライド高すぎ、意地張りすぎ！な2人の物語なんだけど、この話、スーーーッと入ってきたわ。なんなんだこの差は！動機づけがしっかりしてるからかな？わからん。全てが完璧に噛み合っていて最初の観劇ではまさかの号泣、続く４人の銀橋が全く見れないという…私銀橋イェー(*ﾟ∀ﾟ*)な人なのに…涙出たことはこれまであったけども、宝塚で号泣とか…嗚咽とか…ウエットではない方なんだが。しかしせんなあやせちゃんの「エキゾチーーック（≧∇≦）！！！」∑(ﾟДﾟ)で喝を入れてもらいなんとか黒燕尾見れましたよ…
⚫なんだろう、丁寧に説明されてるからなのか、ただ単に世代なのか。好みの問題？ツッコミどころあえて探そうとすればあるかもだけど（王子の場合、女の子の奴隷が台になるんか？とか）これだけのもの見せられたらその程度瑣末なことに思えるわ
⚫もともと設定がブッとんでるのね。異性の奴隷をつけるって、恐ろしくファンタジー！この設定、誰しも一回は夢見るよね？！自分に絶対服従の異性だよ？！この時点で夢ありまくり
⚫ファンタジーって難しいと思うのよ。フランス革命なりなんなり、設定にノンフィクションが入っていれば説明を省くことができるけど、それができないってことは全部書かなきゃダメやん？で、それを観客のリテラシーに丸投げせず、納得させるとすると説明ばっかりになって内容薄まるやん？それか何だこれ？？になるか。だからファンタジーは難しいと思うのだけど、ナニコレめっちゃ濃いんですけど
⚫私ジェンヌさんが好きなので、余裕があるとちょこちょこ色んなとこ見てるつもりなのだけど、初観劇の回はもう、真ん中２人というか、話の焦点部分しか全く見てなかった。というか引き込まれ過ぎで傍が全然見れない。これはかなり衝撃
⚫ってところでプログラムの上田先生のページを見てるわけですが、えっ！？普通に泣いたけど？！共感しまくったけど！？かのちゃんとせんなちゃんに。ゴメン、星逢一夜よりこっちのが泣けた…ひたすらやるせない、美しい話だった…
⚫上田先生が狙ったベクトルとは違ったけど、非日常はたっぷり味わえたのでよしとするかww!
