『神家の七人』感想・2

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専科バウホール公演『神家(こうや)の七人(しちにん)』11月18日(土)と19日(日)のそれぞれ11時公演を観てきました。

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めっちゃ楽しかった。
時間があればあと1~2回観たいくらい笑いまくった。
いいサイトーですよ。

・プログラムの写真がかっこいい。
日曜のお隣さん(知らない人)はプログラムを開いてすぐの理事様にやられておいででしたが、私はセンター見開きの「神セブン」(あるいはTurner’s Family)がめちゃくちゃ好きだ。
なんつってもヒロさんがイカす。いやもうほんと胡散臭い色気をお持ちでいらっしゃる。
これは針金を外してポスターとして部屋に貼ればいいよってことなんでしょうね。プログラム、買いです。

・プログラムによれば理事様演じるイヴァン・ターナーの設定は25歳。
「中の人の半分くらいか……」(スミレコード)とうっかり思いました。
理事様が25歳にガチで見えるかどうかはおいといて、コメディなのでOKです。

トップオブトップな理事様が、駄々っ子のように「僕はー!!いやだったのー!!」と言ったりほっぺた膨らませたり口の中の違和感にペッペッと唾を吐こうとしたり。
いやぁ珍しいもんを見た。

本人は質素な修道士見習いになろうとしてるのに、ゴテゴテに着飾らせられちゃうところが不憫で可愛い。

登場人物がみんなクセが強いので、イヴァン(イヴ)は振り回されまくる役です。
渋くてかっこいい理事様をお望みの向きには少々期待とは違う役でしょうが、ちゃんとプロローグみたいなところで戦士として踊ってるのでかっこいいところもあります。

基本振り回される役で純粋な子ですが、人格が豹変したところは迫力。
「2役」の行ったり来たりがすごいです。

・理事様のお父さん役にみつる。ウィリアム・ターナー、50歳を超えてるくらいの年齢です。
怒りっぽく乱暴者で、基本ノリで生きてて、人の迷惑をかえりみない。
主に息子が迷惑をこうむってます。

幽霊のような形で出てきますが、熱い幽霊です。
チャラくて、その場その場の感情と勢いで生きてる感じがすごい。ほんと困ったおっさんです。
でもなぜか可愛い。

若いころはまだピュアだったのねぇ……という演じ分けもよかったです。

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Posted by hanazononiyukigamau