姉からのメール・41

姉からのメール

花組 金色の砂漠 補足の補足」というタイトルでメールがきてるので転載。

⚫感想終わったーと思って、改めてプログラム読み返してて一つ引っかかっていたことがあったのが解決したような気がする。「赦し」について。なんで最後が赦しの男、とかなんだろう?ってのがあまり観劇当時ピンときてなかったのよ。タルハーミネは基準がブレずに自分なので、そもそも「赦し」なんて求めるのか?そもそも誰によ??他人に判断委ねるとか、そんなタマじゃないだろう??ってちょっと不可解だったんだけど、これ、タルハーミネ自身にかなぁ??アムダリヤは自分ではない存在から許されたかったように思ったけど(だからあの歌を作ったのだろうけど)そういう理由でアムダリヤの歌にタルハーミネをそのまま当てはめるのも変かな?と思ってたんだけど。 自分のアンビバレンツを鎮めるため、自分でギィを愛することを自分に赦すということなのか?どうなんでしょうか?とうっすら思ったのでそのあたりはライブビューで見てこようと思う。……当たれぇぇぇ!

と、姉はいろいろ考えているようですが、そのあたりはVISAのみりおのインタビューが参考になりそうですね。

※ネタバレ注意※

 砂漠に逃げてから数年後、最終的にギィは城を攻め滅ぼして王になり、名誉を取り戻します。そしてタルハーミネを妻にしますが、物事はそううまく運びません。憎むべき王・ジャハンギールを愛してしまった罪深さに悩む母は死を選び、タルハーミネもギィへの思いがあるため、自害せずにギィの妻になって屈服してしまう。その罪深さに、砂漠に出て死のうとします。

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