ザ・インタビュー
１２月２５日（日）夕方６時放送の「ザ・インタビュー」を見ました。
「ゲスト×インタビュアー 花總まり（女優）×ヤン ヨンヒ（映画監督）」の回です。 →コレ
放送内容は、宝塚に入ったきっかけ、トップ娘役時代、退団後の「空白の」４年間、女優復帰についてなど。
花様といえばトップ娘役を１２年務めた人。
私はその１２年をまるまる知っているわけではなく、彼女の在任期間の終わりごろにヅカファンになった。
そのころは「いつまでいるんだろう」「もういいかげんに……」的な扱いだった気がするので、
退団するまで、12年3カ月もの間、トップ娘役を務め上げた。102年の歴史がある宝塚の中でも異例のことで、“百年に一人のトップ娘役”と評された。
と言われてもピンと来なかったりする。
そりゃ１００年の内に何人も１２年トップ娘役を務める人はいないだろうと、そういうツッコミは入れたくなるけど。
初演シシィの功績はあれども、当時は呆れられているようなネタ扱いのような、そんな感じを受けた。
そんな花様が一路さんと同時退団を考えていたことにびっくりだ。
もし同時退団を敢行していたら宝塚の歴史は変わったんだろうなぁ。他のトップ娘役が留任するかどうかとは全く別次元で。
在位が１２年にも及んだことに「宙組誕生」を理由の一つとして挙げていたけれど、それもどうなっていただろう。
退団後の空白の４年間は、マネージャー業のことには言及していなかったと思う。
ただ、宝塚は恵まれていた場所だったということを知る時間だったと。
お稽古をするにしても外部ではお稽古場探しから始めなくてはならないから。
４年の空白期間を経て舞台に復帰。
ＯＧになってからの『エリザベート』のシシィは何度か観たけれど、本当にすごかった。
花様と同時代に生きて、生で感動を味わえることに感謝しかなかった。
そして花様、４年先まで仕事が決まってるそうで。さすがだわ。すごいな。
