『夢のつかみ方、挑戦し続ける力』
前雪トップのちぎたさんが書いた本『夢のつかみ方、挑戦し続ける力』を読みましたよ。
「14歳の世渡り術」とあるとおり、ジュニア向けの本です。
ちぎたさんは高卒で音校入学。
音校時代~入団後の成績もほどほど。
「元トップスター」ながら、苦労した経歴のある人です。
(誰しも苦労していると言ってしまえばそれまでですが)
夢に向かいながらも悩みは尽きない、そんなときにどうするか?のヒントが書かれています。
主に「書くこと」。
ノートに悩みや課題を書く、そのことによって整理する。
自分の置かれた状況や課題を把握して前に進むことが大切なのだということです。
宝塚受験生だけでなく、いろんな夢や課題を抱えている若い人に参考になりそう。
ヅカファンとしては、相手役だったみゆや雪組トップを継いだだいもんの話なども出てくるので読んでいて楽しい。
もちろん宙組時代の同期や下級生の話も。
男役群舞や新公主演を下級生に取られたときの気持ち、雪組2番手時代にえりたんがトップ就任が決まったときの気持ちなども書かれています。
現役時代、楽しいことだけじゃなくて辛いこともあるよね。(決して相手を責めてはいませんが)
そういうあたりの話は興味深かったです。
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