姉からのメール・167・花組

姉からのメール

姉から届いた花組全ツコルドバ感想の続きです。

花組 全ツ 哀しみのコルドバ 感想2

・かれーちゃん理知的で落ち着いたエリオ。意外。なんかもっとウワーーーってなるエリオかと思ってた(ちぎのエリオはもっとウワーーってなってた印象)。エリオを取り巻く闘牛士達との関係も違って見える。カレーちゃんのエリオは孤高の存在で、ただひたすらまわりから憧れられる様に見えた。憧れられる様子に説得力があった。ちぎのは仲間として同僚としてが前にあってその中の看板的存在、みたいな感じが強かったように思った。演じる人によって違うものだなー(どっちも一回しか見てないからこの印象はアテにならんかも)

・仲間たちでわかった人々

ピンク高峰くん(ウェービーな襟足かっこよかった)

黄色芹尚くん(クールな感じなのに踊り出すとすごいよね)

オレンジたおしゅん(出版物で、私こういう顔絶対好きよな、と思いつつ、舞台でいまいち見つけられていないが今回はわかった)

青べちこ(面白いし上手い)

・あ、べちこや、と思ってからしばらく見ちゃったんだけど。表情とかイキイキクドクドしてるし、歌、ダンス何やらせても達者だし、小芝居とか嬉々としてやってるので、あ、これはあかん、ここでべちこ劇場に足を踏み入れるわけにはいかん、一回しか見れないのに話のスジが追えなくなってしまう…と思って頑張って見ないようにした笑。楽しそうでつい見てしまうわ、芝居でのべちこの罠危険…

・会いたくて血がにじむ。初めて映像で見たのはコムととなみちゃんというマンガみたいなビジュアルの二人のバージョンだったのですが、この歌、歌う二人によって見えてくる背景がガラッと変わるの面白いな。コムはマタドール感少なくて、となみちゃんはザ・姫だったので、身分差のある恋人達のドラマ?と思っていた

・命懸けの恋に憧れる、未来を夢見る音くりちゃんに対して、過去を振り返りあの頃に戻れたらと願うまどかちゃん。にじにじしちゃうね

・コルドバに行くわってエバがロメロに伝える場面。エバの、抑えても演技してもそこはかとないウキウキ感とか出ちゃってる、それをなんとか取り繕おうとしてる感じがよかったし、ロメロが、表に出さないけれど小さな違和感を感じている風なのも良かった。好きな人の違和感を嫌でも感じてしまうの、辛いねぇ

・再会して、その存在を確かめるようにエリオの手の感触を確かめるまどかちゃん。泣かすわぁ

・おとくりちゃんの切ない愛の歌は反射的に泣いてしまう体質になってしまったわ、蘭陵王以来(T-T)。ぐっとくるわー

・おとくりちゃん大人っぽい役が多くなってきたけど、無邪気なアンフェリータも可愛かった。別れた後、無邪気な夢見るお嬢さんが確実に大人の階段を登ってしまった感が悲しくも美しかった。少ししっとりした風情になるの

・「悲しむ人はいないか」って、何を知っているのかな?鋭すぎるしぃちゃん

・傷を癒しに…ひとこは「恋の傷は新たな恋で癒すものですよ」とばかりに、行ったら絶対何がするだろう、その後余計爛れた生活になりそうな感じがしたけど、今回のゆうなみは、今日はピクニック明日はパーティー、雨が降ればオペラへと、それはそれは忙しく連れ回してくれそう。手回しとエスコート完璧で、エリオを思い出す暇もないくらいハッピーで埋め尽くしてくれそう

続く

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