『アイラブアインシュタイン』感想・2

・『アイラブアインシュタイン』を私が気に入らなかった理由の一つは「言葉」。

単純に言葉の量が多くて疲れたのと、選ばれた言葉のセンスの問題。
今回初登板の谷貴矢センセイはあまり文学系の人ではないんだろうなぁ……と。
むつかしい言葉を使うべきとか、やたらに美々しいセリフで語らせるべきとか言いたいわけじゃなく、面白みに欠けた。

ちなみに文学的言語センスではウエクミが群を抜き、伝わりにくいこともあるけど大野くんも好きで、生田センセイもかなり好きだ。
「文学的」という言葉のイメージからはずれるけれど、ハリーの描くかけあいはすごい。

・心をもったアンドロイドのエルザを演じたみれいちゃん。

触角生えてます。(触角いうな)
そのせいか「カブトガニ……いや、カブトムシ……どっちだ?」などと考えていました。
ヒロインに対する感想じゃないですね、すいません。

上手いです。
歌も芝居もきちんと伝えてくれます。

可愛らしいものは可愛く、強いものは強く伝えられる人。
素材をすっととおすようなクセのない素直さを感じます。
それをきちんと宝塚の娘役の枠の中で見せてくれる。

『かもめ』のニーナ役を演じたときに感じた「真っ白なカンバス」という印象は今回も健在。
ただしそれがいいのか悪いのか、私の中では定まらないんです。

・アルバートの亡き妻・ミレーヴァを演じたべーちゃん。
声がよくてハートフルな芝居をする。

ダブルヒロインっぽい扱いとはいえ、新公も卒業し下級生のみれいちゃんとのダブル、しかも幻のような役。
(あれはアルバートの心の中にいる姿ということでいいのか?)
なので、ヒロイン格とはいってもだいぶ下がったような位置にいるのかと思いきや、予想外に出番が多くて嬉しかったです。

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