『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』感想

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『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』愛知県芸術劇場公演、7月9日(土)17時30分の回を観てきました。

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ヒロインのデロリス・ヴァン・カルティエは役替わり、もちろん蘭寿さんの回を観ました。

蘭寿さん、デロリスはまりまくり。
よくこんな似合う役をつかまえたもんだ。
間違いなく「当たり」。

踊る、歌う、芝居する、どれもがデロリスで、どれもが蘭寿さんの魅力にあふれている。

シスターたちに指揮をしているところは、指揮してるのか踊ってるのかわかんないくらいだけど(笑)とにかくあー、ひさびさにすごい腰のキレを見たッ! これよこれよこれよ!! と懐かしくも興奮しました。
観ているだけで楽しくなる。テンションが上がってくる。
これが蘭寿さんの醍醐味。

脚の上がりかた、腰のキレだけじゃなく、デロリスが真ん中にいるのがわかる、人が影響されるのがわかる。
説得力がすごい。

その説得力というのは、つまるところ蘭寿さんの人柄なのでしょう。
パーッと明るくて思い切りがよくて、優しさと温かさと熱さがあって、ほどほどにいい加減――というか大らかな感じ。
それらが役に滲み出ている。

蘭寿さんの芸もだけど、おそらくはそれ以上に舞台から感じられる人柄が好きなんだなと再確認しました。

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Posted by hanazononiyukigamau