『A-EN』(ARTHUR VERSION)感想・7
突然だけど、私は「俺様キャラ」も「壁ドン」も好きじゃない。
実際に俺様キャラがいたら「なにコイツ」と反感を持つし、「壁ドン」をやられたらイラッとくる(やられたことあるんかい)。
礼儀知らずも無遠慮なのもごめんだ。
今回主役のアーサーは俺様なキャラ。
なのにイラっとしない。
イケメン無罪というだけではないと思う。
なんだろうなー。
演じてる人の内面が出るのか?
授業を抜け出してバイトしてても、根はまじめでしょ? みたいな。
(夢のために、好きなDVD買ったり舞台観たりするためにバイトしてるんだろうなぁ的な)
チャラそうで、人生イージーに生きていけそうに見えるけど、本人はけっこうまじめだよね。
あと大型犬男子がそばにいるのもでかいと思う。
まゆぽん演じるマイルズ。
アーサーが弱さを出したときに隣にいて力になってくれた親友。
ああいういいヤツを親友に持っているというのはポイント高い。
同組同期での仲の良さが舞台にも反映されているのかとてもいいコンビぶり。
マイルズは困惑しつつも、ヤス演じるオネエキャラというかゲイというか、のアダムを受け入れてる懐の深さがすごいっ。
それに全く無理がない。
ゆるーい感じが合ってるのかも。
あ、まゆぽんのセリフを聞きながら、何度も「きりやんに似てる」と思いました。
あのハキハキしすぎるくらい滑舌がいいところが。
きりやん大好きなあーさに、まゆぽんにきりやんを思い出さないか聞いてみたい(笑)。
あーさ、まゆぽんに対してはツンデレというかばっさばさ斬ってくタイプの仲良しだからなぁ(笑)。反応がすごい気になるわ。
もう一人、同期で大役を演じたはーちゃん。
娘役というより女役っぽい立ち位置でしたが、すごく合ってました。
あんなに思いっきり歌う場面があると思わなかったよ!
「女の子泣かしちゃだめじゃない」から「ややこしいわね」(セリフうろ覚え)の言い回しのざくっとした感じがすごく好き。
そしてヴァイオラを励ますところはこちらまで勇気づけられた。
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