花梅芸『宝塚幻想曲』感想・3
●台湾公演版のたぶん目玉の1つ、「現在就是永遠」。
「OAOA」とも呼ばれるようですが、台湾の歌ですね。
キキ・瀬戸・P・かれーの4人が客席を縦横無尽に駆け回ります。
センター通路だけじゃなく、たくさん歩き回って歌ってタッチしまくる。
私も後ろに通路がある席だったので恩恵にあずかってきました。
ゆずかれーちゃんの手はぬくかった。へへへ。
(まぁあれだけ踊りまくってりゃ温かくもなるだろう)
となると2・3階席の置いてけぼりっぷりが気になるところですが、さほどでもありませんでした。
2人が客席通路を練り歩いてる中、別の2人が1列目の前の通路のところでいろいろやってる。肩組んだり。
1列目の前あたりは上階からでも見えるので、本舞台にジェンヌさんがいなくてもだいじょうぶでした。
●続く「望春風」も台湾の歌。
のぞみふーとさんがどうしたって? と思ってしまうタイトルです。
のぞさま関係ない。
みりおをセンターに美穂姐が歌う娘役ダンスの場面。
娘役さんが∞の形に踊りながら交差していくのがすごい。よくぶつからないなぁ。
とても綺麗でした。
●男役の黒燕尾による「さくら幻想曲」はもちろんあります。
マジ、体力の限界に挑戦中!
デュエットダンスも「みりお頑張れ!」という気持ちになります。
リフトは花乃さんが軽そうなのが救いでしょうか。
無理にやらなくてもいいとは思うけど。
●パレードのエトワールはくまくまちゃん。
声のきれいな娘役さんのエトワールは好物です。
キキちゃんは大羽根、ゆずかれーちゃんは紫の肩掛け羽根、瀬戸くんとPちゃんは白の肩掛け羽根だったと思う。
●みりおの終演時のご挨拶。
12時公演は、「これだけ汗をかきますと、老廃物も流れ出て、生まれ変わるような気がします。新たな気持ちで16時30分公演もがんばりたいと思います」みたいな感じでした。
ジェンヌさんの口から老廃物……(笑)。
みりおはご挨拶も危なっかしくて、それがファンの母性本能をくすぐり、見守ろうという気持ちにつながるかもしんない。
16時30分公演は、「暑い日が続きますが、『もうダメー!』となったら劇場へお越しください」みたいな感じだったかと。
「もうダメー!」とならなくても劇場に来ちゃう集団だよなぁ、ヅカファンって。
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