生々しさを抜く工夫
日経新聞に雪組公演『Shall we ダンス?』の記事が出てます。 →コレ
リアルな世界を宝塚の舞台に乗せること――、そのための工夫の、出演者と演出家の両方からアプローチがわかって面白いです。
えりたんの場合、
劇場であの演技(※原作映画で主演を務めた役所広司をイメージ)だとリアルすぎてしまう。もう少しファンタジーの要素を入れたいな、と思った。さえない男だけど、宝塚だから美しくないとだめ。そのバランスを模索している
小柳先生の場合、
そのための工夫が、スクリーンにCGの電車や夜景を映し出す演出だ。「ディテールをそぎ落として、絵のようにした」。生々しさをなくすため、音楽もシンセサイザーなどの機械音を多用したという。
おかげでか、きれいで美しい舞台になってたな。
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