全ツ版『若き日の唄は忘れじ』感想・2

8月25日(日)16時30分公演(梅田楽)で1回のみ観てきた感想の続きです。

中日公演も通ったわけではないので、きちんと比較したうえで語れるわけではないのですが、それでも言及せずにはいられない、まっつ武部。

いやぁぁぁぁ悪かった―――!!!

公演2番手格になるよう出番を増やし、そしてまっつの持つ黒さと迫力を遺憾なく発揮してましたね。
うまい怖いうまい怖いうまい怖い……のエンドレス。
底冷えのするような恐ろしさ。

「反逆者」の歌のところで「誰も手を貸すんじゃないぞ」と歌いあげるところも震えがくる。
(そういや知人が初宝塚のご友人を連れて全ツを観に行ったところ、ご友人は武部さんのあまりの悪さにショーのまっつすらまともに観れなかったという話を聞きましたわ……)

そういやそもそも武部さんってなんで文四郎を目のかたきにしてるんだっけな? というあたりなどいまいち理解が追いついていないのですが(出世のため? あ、そもそも黒幕は里村さまだったっけ)、今回は勝手な妄想で補わせてもらいました。

武部がいじめてるのはえりたん演じる文四郎だけじゃない。
むしろ、もっとえげつない扱いをされてるのはうしくん演じる山根だと思う。

敵愾心を燃やしている相手である文四郎の前で「文四郎ならできるけどお前じゃムリ」(大意)とか、さんざん言われてるんだもんな。
ものっすごい精神攻撃。
そりゃ山根も必要以上に、病むわ。

愉快なのは、文四郎と山根の顔が似てること(笑)。
新旧えりたんとでも呼びたいところですよ。

だもので、山根があんなに絡んでくるのは、文四郎が自分より身分が低いくせに腕が立つことの腹立たしさに加え、なまじ顔が似てるために必要以上に比較されてることに因っているのかな、とか。

あと、武部さんは単にあの手の顔が嫌いなんだか好きなんだかわかんないけど(笑)、とにかくいじめたくなる対象なのかな、とか。
いじめて快感を得てるの。

そういうことを考えながら勝手にウケてました。

あと、中日公演では大ちゃんがやってた師範の役までまっつの武部さんが担ってるのね。
武部さん忙しすぎじゃね?
てか、すげーマメ?

ぬかりなく(?)女にも手を出してるしさー。

まっつのラブシーン、エロかったなー。
相手(いの莉ちゃん)の襟元に手をつっこんでたぞ。
軽くのけぞった。

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