月組『ベルサイユのばら』-オスカルとアンドレ編-感想・1

2021-02-13月組公演感想,月組

『ベルサイユのばら』1月12日公演をダブル観劇してきました。
アンドレはえりたん。

かつて観た俗に言う「呪いのどんぐり編」の記憶がぬぐい切れないため、ベルばら=ヤバイものという印象が強かったのですが、今回のはすごくまともでした。
たぶん、ベルばらに関しては ”まとも” のハードルがすごく低いんですが、ともかくも脱力したり腹が立ったりするしろものではありませんでした。
普通に2回楽しんでしまいました。

べ、ベルばらのくせに! (失礼)

なんだかすごく不思議。
植爺がきっと星組公演でいっぱいいっぱいで、スズキケイ氏ががんばったものと勝手に推測しております。
(どんだけ植爺を信用してないんだ)

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ベルばらは祝祭空間でした。
開演前から祭り感が強い。

「これが王道タカラヅカだ!」などとは思わないし一般人に思われたくもないですが、これは宝塚でしかありえないようなとんでもない力を持ってると感じました。
でもやっぱり ”祝祭” 。
ふつうの本公演って感じじゃないなぁ。
あの独特な大芝居が時代に合ってない感じがして、それが(テレビなどでの)ネタ的な意味での宝塚っぽいからかもしんない。

2公演観劇して、1回目は1階後方、2回目は2階前方席でした。

今回の目玉・ガラスの馬車が出たとき、1階席は「あー出たわー」くらいの感じだったのに、2階席はロック系のコンサートのノリでした。
2階席喜びまくり。
これが毎回あったら2階席売れるだろうなぁ。

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