『外伝ベルばら‐アラン編‐/エンレビ』DVDをみたんだ・3

2021-02-13花組公演感想,花組

ようやく芝居の方の感想をうpできますが、基本的に文句ばっかです。
ご了承ください。

えーと、この花組外伝ベルばらを多少でも許容してる方には続きを読むことをお勧めできません。
そのくらい文句ばっかりです。

文句を共有してもいいよ、という方は続きをどうぞ。

このDVDを借りたのはそうとう前だった気がします。
下手したら年末かも。
覚えてない(早く返せ)。

なんでこんなにずっと借りてたのかというとなかなか最後まで見れなかったから。
時間がなかったわけじゃない。
ただ、いつも10分くらいで寝てしまうんだ…。

盛り上がるのが革命のシーンくらいでそれまでの70分が長いっっ。
もう本当に。

まず最初にディアンヌが幽霊になって出てきた段階で ( Д) ゚ ゚
そのあとしばらく暗い場面が続くもんだから…そして彩音ちんが下がったあとまとぶんと星原センパイの会話のみってキツイ。

そこでだいたい寝る。

そこをクリアしたあとプロローグが始まるんだけど、ここがまた超・昭和な感じに甘ったるい。
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!! とか思えないんだよね…。

それでもまたプロローグの男Aのえりたんとみわっちはいいんだ。あの人たちはわりとベルばら世界が似合う。

みわっちは言うまでもなくあの濃厚さが昭和なベルばら世界を体現しちゃうし、
えりたんは生まれ持った(かどうかは知らんが)ナチュラルな偉そうさがいかにもスターっぽく見える。

なんつうか、「舞台上にしかこんなんいね―――よ!!」なキャラを体現しちゃう2人なんだよね。

しかしそこでもってまとぶん。
何気にリアル男。

アランはいいんだ。
髪短いし。べらんめぇ口調だし。
貴族出身のわりに庶民くさいし。
なんだかんだで似合ってた。

が。

あのプロローグはなぁ…。リアル男とは相入れない世界なんで。
まとぶんも大仰な歴史ものが得意な星育ちなんだけどなんかここで必要とされてるものと持ち味が違う。

なんだろう…、ナルシーさが足りんのか。
もしくはケレン味。
有無を言わさず「この世界に酔いしれよ!」な感じがないとアレはキツイのかもしれん(あ、推測にすぎませんから)。

しかしオープニングの地味で暗い芝居とまっピンクのプロローグって食い合わせが悪いわ~。
なんか魚の焼き物のあとにバターケーキを出されたような気分だ。
(今時のさっぱり軽めのケーキではなく、あくまでも昔の安くて脂っぽいのをご想像下さい)

そしてその後も現在に戻ってアランとディアンヌが会話をしたり、オスカルとの思い出を回想したりするんだけど、これがまたツッコミどころ満載というか…。

衛兵隊士の家族がオスカルに感謝する場面が湿度高すぎてキツかったり。

「私は飛べない小鳥なんです」と言うディアンヌが本気でウザかったり(死んでる人に言われてもな~)。

幽霊ディアンヌといつまでもしゃべってるアランってシュールだよね。
ていうか、傍目にはただのイタい人だよね。

しゃべったところでストーリーが転がっていくわけでもないのが余計に頭痛いし。(時間的に進んでいくだけで)
しかもディアンヌっていてもいなくても今回のストーリーに影響しないし…。

それでも延々しゃべってるし。

ディアンヌは「お兄さんのために」とか言いはじめるし。

「お兄さん」って呼び方が私にはどうもしっくりこないし。(「お兄さま」「お兄ちゃん」「兄さん」のどれかにしてほしかった)

でもアランは当然そんなことを全く気にとめちゃいないし。

気にとめろよ。
妹が幽霊になって出張ってくることにも。

それどころか、アランは最後には幽霊の肩を抱くし。(物理的に可能なのか?)

唐突に出てきたジェローデルがオスカルとアンドレの関係をいきなり説明しはじめたり(ていうか、この芝居、説明台詞多すぎ)。

宮廷の廊下でアンドレは目が見えないことを語り始めるし。
「それでも俺はオスカルについてくぜ」な決意を秘めた目がなんかヤバいことになってるし。

一応貴族のはしくれであろうアラン(ドがついてるし)を「お前」呼ばわりするのは無問題なのか?

アランとオスカルのキスシーンが唐突すぎてついていけなかったり。

衛兵隊士がアンドレに「左」だの「上」だの言うシーンがコメディにしか見えなかったり。

てか、目が見えないのに戦いに参加って…本気で足手まといでなければなんなんだ…。
帰れよアンドレ。

オスカルとアンドレは当たり前のように死んでるし。
しかもそこを説明セリフで終わりかよ!

ああそうそう、ナポレオン=ハッチさんのお腹に置いた左手が気になってしょうがないんだけど。
お腹でも壊してるのか?

……ってな感じにツッコミどころがありすぎでした。
なんかここまでアレなのもすごいな。


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