ミュージアム訪問などなど

月組,宝塚一般

家に帰ってきました。
面白かったけど疲れたー。

疲れたー、と書いといてなんですが、ロミジュリはまだ2回しか観てません(3日で2回って我ながら少ないな)。
みりおロミオのために余力を残しておこうと思って…。
といってまだチケット手配してない。観たかった日のは売り切れてたので。

じゃあほかの時間はなにしてたのかと言うと、まぁいろいろ。
入り出のギャラリーしたり、ご飯食べたり、プチミュージアムに行ったり、市立図書館行ったり、宝塚文化創造館行ったり。
あ、手塚治虫記念館も行った。

宝塚市立図書館は今回はじめて行きました。
「聖光文庫」という宝塚歌劇関係の資料があるコーナーが設けられていると聞いたので、一度行ってみたかったんです。

開架されている冊数的には正直たいしたことなかったけど、それでもなかなか楽しめました。
何十周年だかの記念で出されたらしき音楽学校の紹介本に、当時の関係者(校長だったか?)が「容姿端麗の人を募集してるのに、自分の容貌を客観視してない受験生がいるよね。コメディー系もそりゃ必要だけどさ」(大意)的なことを書いていて笑えました。

ジェンヌさんの顔の美醜については、今だってファンもツッコミ入れてるけど、当時からそうなのか。
ちなみに私は、今は「容姿端麗」は「スタイルの良し悪し」だと思うことにしてます。これも微妙な人はいるが…。

あと、「あのマスクはいいなーと思っても、全然できないのはちょっとね。ついていけなくなってかわいそうだし」(これももちろん大意)みたいなことも書かれてました。
新・受験方式の弊害をそのままみるようです。

音楽学校の紹介本はこんな感じで非常に楽しいです。
望むらくは、すっごく古い『歌劇』『グラフ』を読みたかったなー。せいぜい20年分くらいしかなかった気がする。
大正や昭和初期のものを読んでみたいんだけど、池田文庫にはあったっけなー。

宝塚文化創造館(すみれミュージアム)は3回目。
以前、卒業写真の下に娘役トップの名前がない! と文句を書いたんですが(→コレ)、今回見たらちゃんと入ってました。よかった。

ただね、なぜか95期のところにちゃぴの名前はあるのに、87期のところにまさおの名前がない。
係の人に聞いたところ、現在名前を入れる準備中で、顔の位置に間違いがないか確認してるところなんだそうな。
「ちなみにどれだか分かります?」と聞かれたので最上段真ん中あたりの人を「これが一番似てるかな?」と指してきたんですけど、間違ってたらすいません。

企画展の『宝塚のツボ~大道具・小道具編~』は面白かったです。
背景描くのとかすごいわ。
シャンシャンって一つ一つ手作りしてたのね。

それと大運動会の映像を少し流してたんですが、シメさんの熱さ・テンションのすごさが面白かったです。
天海さんとは別次元に存在してるかのようでした。

ミュージアムには歴代のポスターがだーっと展示されてるんですが、これも資料としてかなり面白い。

初期のものは写真は使われてなくてイラストのみ。ポスターに載る名前は演出家や振付師などのスタッフ陣ばかり。

それが、写真を使うようになってから方向が変わる。
写真とともに出演者の名前が付され、スタッフ陣の名前は載らなくなるんだ。
1950~51年あたりが境目ですね。

スタッフ陣の名前が載る=作品主義(劇団四季的な)、出演者の名前が載る=スター主義(現在の宝塚に近い)と素直に取っていいものかどうかわかりませんが、明らかに方向性が示されている気がします。

ところで、出演者名の並びが不思議でした。
最初に【特別出演】として春日野様らの名前が並び、その後に組子の名前が並ぶ。
で、ポスターに写真が出ている主役級らしき人たちはかなりの割合で【特別出演】の人たちなのね。
現在の専科さんとはかなり意味合いが違うのかしら。
理事様が各組に降臨して主演されるようなものと思えばいいのでしょうか……?

プチミュージアムの話は後日するとして、入り出をみるのは楽しかったです。
今、エクステらしきものをつけてる男役さんが多いのね。
顔の判別は定かじゃないのですが、赤チーム・青チームのダンサーたちでしょうか。

リュウ様の髪形はハイパーにかっこよかったです。
中身は乙女だそうですが、嘘だ。

そういや初日の出、白ジャケットにピンクのパンツといういで立ちに「さすがまさお…!」とぶるぶる震えました。

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