全ツ版『長い春の果てに』感想・1

花組

5月26日18時公演を観てきました。梅田です。
私はこれが1回目で、明日の千秋楽も観る予定。

作品は面白かったです。
「蘭乃ちゃんはまた子役(思春期の少女)か」とか、「場面転換がやっぱりレトロだ」とか、「セクハラなセリフいっぱいだなぁ…」とか、「お色気ねえさんは必要なのか」とか思うことはありますが、観劇後の気分はいいので良しとします(えらそう)。
ちゃんと、気持ちよく観終われるって素敵だ。

あとねー、主題歌の中で「燃える思いを」という箇所を蘭寿さんがしっかり「燃える思いホ」と歌って下さってたので満足しました。
いやぁやっぱり蘭寿さんはこうでないと!

1度ならず2度、ちゃんとハ行でございました。

今日の芝居で一番拍手が大きかったのはじゅっちゃんだな。

ステファンの夢の中にウサギのかっこうをした娘役たちが出てくる。
過去の恋人や現在の恋人らの中に、なぜか母さん。

黒縁メガネ、両手には白いバチ。
お腹の前で手を交互に動かす。

そう、くいだおれ太郎。

客席も大ウケなら当然舞台上の人も。
蘭寿さん、ガチで笑ってましたよね。

じゅりあ様ネタでもう一つ。
ステファンのお父さん役のさおたさんと、ステファンの部屋を訪れる場面がある。
当然2人は帰っていくんだが、「道頓堀に寄って帰りましょう」。

パリに道頓堀があるとは知らなかった。
しかも寄り道できる距離に。

その上お母さんは「こっちから行けば近いわよ」と上手側の階段を下りようとしてました。
「近くてもあっちから行って!」と蘭寿さんはセットのドアを示し、2人の退場後「自由だな」とつぶやいてました。

じゅりあ様、強すぎ。
一生この人を倒せることはないな。倒す必要に駆られることもないんだけど。

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花組

Posted by hanazononiyukigamau