ぬるま湯の国

たまたま読んでた本(『わたしの失敗Ⅱ 著名40人の体験談』)にツレちゃんのインタビューがありました。

娘さん2人にも宝塚に入ってほしかった、というくだりでこんなことを語っておられます。
(実際にはお2人ともその道を選びませんでしたが)

あの純朴で人を信じられる環境はすばらしい。女の子にはそんな、ぬるま湯の時期があってもええと思うのよ。

これを読んだとき、いい時期の宝塚を過ごしたんだな、と思いました。
「部外者の私がなにを言えるのか」という気もしますが、これと同じ言葉を今のジェンヌさんは心の底から言えるのだろうか、と思ってしまって。
数年前の裁判のことだけでなく、宝塚の中でもいろいろあるだろうな、と。

あらゆることを乗り越えて笑顔で生きている(であろう)ジェンヌさんをそういう意味で敬愛しもするけれど、ジェンヌさんたちの環境を「ぬるま湯」と表現するのはむつかしい気がする。
少なくとも、今の宝塚は。

でもツレちゃんの時代はまだ「ぬるま湯」と言える時期だったのかな。
あるいは、今とたいして変わらないけれど、それを含めてなお「ぬるま湯」と言えるほどの美しく温かな環境なのだろうか。

――と、感傷はさておき、ツレちゃんのやらかしたことは面白いですね。

音校入学試験のダンスの試験で「ダンスを習ってこなかったの?」と訊かれて「それはこれから教えてくれるんでしょう?」と答えたそうな。
大物だ。

それでも受かっちゃうのはあのスターオーラからしたらきっと当然なんだろうな。

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