この作品をバウで一度観たんですが、東京まで追っかけていってしまいました。
日本青年館では12月3日の11時公演と15時公演を観劇。
11時は1階で、15時は2階で観られたのでよかった。
●私事ですが、ルイス・キャロルがファンタスマゴリアに行くきっかけとなった事件を聞くたび非常に辛かったです。
大学ノートに書いてた小説を同級生にみられて「気持ち悪い」と言われた、って…。
いやー、中高生のころの自分に置き換えたら死ねますね。
オタクな青春時代送ってたからさ。
こそこそ物を書いてる系のオタクにはあの仕打ちは辛いよぉぉぉぉ!! (この年になったらたぶん平気だけどね)
もっともルイス・キャロルさんは亡くした妹のこととか母親のことなどがあったから、私のような自意識だけを理由としているわけじゃないんだけどね。
●みりおさんの美しさは神がかってるなー、とまたも感心しました。
そのビジュアルだけで幸せになれるわー。
けど歌もいいんだよね。
芝居も好き。
マギーさん演じるナイトメアと戦ってる場面で、剣を振り下ろす動きがぎこちないのが、役としてすごく正しい。
だってルイス・キャロルさんは超インドアな育ちの高校生なんだもん。
ヒーロー物の戦士よろしくかっこよく戦っちゃいけないのだ。
妹にずーっとかかりっきりの人生を歩んでいたせいか、恋愛にもぎこちないのがかわいらしい。
赤の女王のために演じられる「ジャバウォックの詩」のところ、舞台セット上でアリスにキスしようとする場面がある。
このときの表情が緊張しすぎのテンパリすぎでかわいかったんだよねー。
脳内ではタコチュー的な顔で記憶されているんだが、はたしてこれは正しいのだろうか。
アリスにキスしようとするたびに邪魔が入るのがおかしい。
ベタなんだけどいいわー。
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