『MITSUKO』感想・1

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お花がきてたので。ちえからはいつもきてる気がします。

5月21日17時半公演を観てきた 『MITSUKO』~愛は国境を越えて~ についてなんですが、ぶっちゃけてしまうと少々不満であります。

歌はみんな上手い。
演技もいい。
曲も歌詞もいい。
ストーリーは重くて辛い部分もあるけど、大人が見るに耐えるものだと思う。

が、なんだか芝居に感情が乗りきらなかった。
歌ごと場面ごとにぶちぶちと切られて入り込もうとするたびに拒まれる感じ。

去年見たフランクコンをわざわざ3時間弱に延ばして歌と歌の間を芝居でつないだだけみたいに思えて、だったらコンサートのままでいいよっていう…。
ガラコンサートとしてはいいんだけど、これを1本物のミュージカルとしてみるとなんだかストレスが溜まるのでありました。
歌ごとに拍手が入れられるような作りって、観客が感動を伝えやすくはあるけれど芝居としては流れが悪いんじゃないかと。
小池センセイにしては場面と場面のつなぎかたがうまくなかったなぁという印象です。

それでも1幕の終わり近く、夫が死んで遺産相続の裁判になるあたりからぐっと話が引き締まる感じがしました。
観ていて感情が乗った。
瞳子ちゃんも光子としてガッと立ち上がったように思えた。

これは彼女が「男役トップ」だったというキャリアゆえかもしれない。
組を背負っていた瞳子ちゃんと家を背負った光子がリンクした場面だから。
光子はハインリッヒという庇護者を失ってピンで立つことになる。
その孤独感も責任感も瞳子ちゃん個人にはきっとなじみ深い感覚だ。

ここでようやくコンサートがミュージカルになった。
庇護されていたヒロインが物語の主役になった。
と思ったらあっという間に1幕が終わりで、2幕はまたコンサートっぽくなって、しかも主役がほぼ交代していてびっくりさせられたのでした。

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