緒月のテッド。
芝居冒頭、立っている姿がものすごくかっこいい。
ほんとにほんとにかっこいい。
それだけで惚れそうになる。いい男っぷり。
なんだろうなー。
背中がかっこいいのか?
体格?
醸し出す男な雰囲気?
誠実そうで愛情のある、真摯なテッドだった。
仕事とクライドの間で揺れる心情が切ない。
かなめと対峙する場面は見ごたえがあった。
歌もよかったし。
ハマコ先生は3役。
1幕ではほとんど歌わなくてどうしようかと思った。
記者の役でほとんど舞台に出ずっぱりで、それはそれでおいしいんだけれども。ちゃんと引きの演技で舞台上に存在してたし。
けど、なんか歌わないともったいないなー、とつい思っちゃうのよ。
クライドの兄のバック・バロウ。
刑務所に入っている設定だから、基本的にはクライドの心の中の存在。
クライドの中で美化されている兄。
あまりにも善人そうな微笑みが(ほんとうにこんな兄なんだろうか?実際はこんなに優しい人なのか?)と疑問を抱かせた。
そしたらほんとに案の定・・・だった。(ネタばれ?)
裏を感じさせるのがうまい。
どうでもいいけど、バックのときのハマコ先生の顔って香寿さんに似てると思う。
そしてフランク・ヘイマー。
特別捜査官。
逮捕のために取り引きもやる。
決して正義の徒ではなさそうな、清濁併せ呑む一筋縄ではいかないどちらかといえば黒い役。
これが怖かった。
ハマコ先生の悪役はじわりとくるな。
そしてこれが結構かっこいい。
またどこかで悪役見たい。
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