星組バウ『アンナ・カレーニナ』感想。追加分です。
水墨画みたいな装置について。
掛け軸のへりみたいなところ(布でできてる上の部分と下の部分)は宮廷の柱みたいな文様になってるのでさらに違和感。
もっとも、全部水墨画みたいだったら、それはそれでどうなのよってところですが。
でも、これが移動して門みたいな形になるのはかっこいいと思う。
「愛の十字架」の場面です。
「瀕死のアンナ」のところでヴィロンスキーが「僕の愛がアンナをこんなに追い詰めていたなんて・・・!」とか言いながら壁にもたれかかるところがあるんですが、
超 不 安 に な る 。
腕を額につけながら、うなだれるようなポーズで壁を前にしてもたれかかるの。
でも壁は水墨画もどきの吊りもの・・・。
ほんとにもたれかかったらたぶん揺れます。ガクッといきます。
いつもこの場面で
「麻尋がんばれ。麻尋がんばれ・・・」
と、心の中で応援してました。
ま、そんなミスしなさそうですがー。
(私の中のイメージでは「麻尋=そつがない」だ)
27日は下手前方席で見たんですが、この席ってけっこうおいしい気がする。
目の前で登場人物がしゃべる場面が多かったんだ。
ただ前方席って出演者の足元が見えないのが、ねぇ・・・。
駅でカレーニンとしゃべった人がちょっとがちがちな妙な歩き方で気になって気になって。
でも駅員か警官かすらわかりませんorz
裸足のアンナはきれいかったです。
でも『堕天使の涙』のまーちゃんを思い出すな、あの役は。
(そういや『堕天使の涙』も景子ちゃんでしたな)
フィナーレでは3人そろって裸足のアンナの服装で出てきました。服装がそろってるとヴィジュアル的にきれい。
最後、緞帳が下りる前に出演者が舞台から手を振ってくれるんですが、麻尋から下手にだいたい4人目くらいの男役が気になった。
手の振り方が妙にかわいくてツボったの。
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