『赤と黒』感想・1

ありがたいことに無事チケットを譲ってもらえました。
おかげさまで見れました。
しかも見られるだけでもラッキーで、席はどこでもいいと思ってたのにわりと見やすいところで運がよくてどうしようって感じでした。
遠征したかいがありました。
ほんとにほんとにありがとうございましたー(´;ω;`)
(もっともこのブログ読んでおられないでしょうが・・・)。

というわけで、『赤と黒』3月16日12時公演の感想です。

ただひたすら、とうあすが凄かった。
役者だった。
今回の役もすばらしかったけど、今まで彼女らが演じてきたあらゆる役を思い起こすとさらに凄さを感じる。
この人たちは、どれだけの役を演じられるのだろうか、演じられる役の幅はどこまでなのだろうか。
そんなことを考えました。

瞳子ちゃんは野心家のジュリアン・ソレル。
自分の野心のために女を手に入れようとするあたり『エル・アルコン』のティリアンとかぶりそうなのに、全く違う造形でした。

まず、舞台に現れた瞳子ちゃんを見て驚きました。
だって、ほんとに若いんだ。
ちゃんとはたちそこそこの若者に見える。
表情が若い。
理想を抱いた目で舞台に登場。

しょっぱなからすごいものを見たなぁ、と思って。
それだけでかなり満足しました(早っ)。

ジュリアンは頭がよくて自信家なんだけど、まだ世間知らずな若者。
自分の感情が先に立って、プライドばかり高くて、他人の心を量ることに長けていなくて、行動が空回りしてしまう。

だから見てて昔を思い出したりしました。
あー、私も学生の頃とかこんなだったか、って感じるような(今だって老成しちゃおりませんが・・・学生時代も大昔ってわけではないし)。
そういうリアリティある若さでした。

ジュリアンの行動や考え方は、はっきり言って、イタイ。
レナール夫人を籠絡するときの「手を今日握れなければ、死ね!」な自問自答とか。
マチルドの部屋に忍んだときの(自分を嘲笑うために誰かと示し合わせてるんじゃないか)と思って部屋中を確認しまくる行動とか。

若さゆえの大暴走。
でも暴走に普遍性を感じるほどに自然に感じられました。すくなくとも私には。

ジュリアンは決していいやつではない。
利己的で自己中心的なところも多い。
でも、それでも中に純粋さが感じられて、その純粋さがいたいたしくも美しくて、見る側は目をそらせない。

特に第1幕でのレナール夫人との別れのシーン、第2幕でのレナール夫人とのやりとりは泣けます。

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