東京『CASANOVA』感想・2

花組

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・ようやくみりおの薔薇まきの薔薇の仕込みを理解。
階段を上がったところにポケットみたいなのがあるのね。

赤ドレスの花娘ちゃんたちがまさに百花繚乱で、薔薇の出どころが気になりつつもムラではわからなかったのよー。
心を鬼にして(笑)頑張ってみりおを見続けた甲斐があったわ!

・ちなつのコンデュルメル夫人は、妖怪っぽさが減って、女性的な悲しみが増した印象。
高音どこまで伸びるの!
この日も拍手が大きかった。

・1幕終わりのかれーちゃんのソロ、歌が聞きやすくなった。
低音でむつかしそうな歌だけど、回を重ねて慣れたのかな。

・かれーちゃんのソロのとき、上手花道から本舞台に抜けていく白衣装の下級生(たぶん)たち
男役2人で手を取り合ってる組み合わせにはつい食いつくよね……。
そそそそそれはそういう仲と解釈してよろしいのか!?

・男装みれいちゃんがカード咥えてるの、ほんといいよね……。

・ドレス姿になったみれいちゃんに「可愛いじゃねぇの」って言ってるほのかちゃん、マジちょろくて可愛い。

・みりお本人はカサノヴァさんのことをお嫌いだそうだが、嫌いでもなんでもちゃんと人格を作って来るのがえらい。

というか、役と演じる人のあいだに距離があるからこそ、冷静に演じられるし「芝居の中でどうあるべきか」「観客にどう見せるべきか」を考えられるのだと思う。
役と一体化したり、憑依させたり、役の考え方を「正しい」と盲目的に信じるばかりが演技じゃないから。

そして、みりおがカサノヴァを嫌いでも、私は好きである。

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花組

Posted by hanazononiyukigamau