2022年3月末に宝塚歌劇団を退団した演出家・上田久美子氏について。
公式ウェブサイトができてました。
こちらは仮設のものだそうです。たしかに簡素。
「2024年1月、プロジェクトの企画・運営をするための団体(団体名称:Projectumï)を立ち上げました。」とのことで、日本でもいろいろやるのかな。
とりあえず、8月に城崎でイベント?があるみたいです。
(続き)
— 城崎国際アートセンター (@Kinosaki_IAC) March 6, 2024
■公募プログラム
上田久美子
アイラ・メルコニアン(Ira Melkonyan)/The Rubberbodies Collective
ニール・ラック(Neil Luck)
エロワ・オルタンス・ンダ(Eloi Hortence N’da)/Para-l’Elles pic.twitter.com/dPjOKsdXfW
ウエクミの「プロジェクト・プネウマ(仮)」クリエーションの開催日は、8月2日(金)~8月17日(土)。
「プネウマ」ってなんやねん?となった方用にウィキから転載しておきます。
プネウマ(古代ギリシア語: πνεῦμα, pneuma)とは、気息、風、空気、大いなるものの息、ギリシア哲学では存在の原理[1]、呼吸、生命、命の呼吸、力、エネルギー、聖なる呼吸、聖なる権力、精神、超自然的な存在、善の天使、悪魔、悪霊、聖霊などを意味する[2]。動詞「吹く」(希: πνέω)を語源とする。ラテン語でスピリトゥス、そこから英語でのスピリットとなった。
キリスト教でも使われ、日本では「聖霊」[3]、日本ハリストス正教会では「神(しん)」と訳す。
ウィキペディア
あーーーーーーウエクミっぽーーーーい。
上田久美子
城崎国際アートセンター
「プロジェクト・プネウマ(仮)」クリエーション
宝塚歌劇団で数々の話題作を世に送り出した演出家の上田久美子が、独立後のフランス研修を経て、アーティストとしての新境地開拓に挑む。豊富な経験と多様な背景を持つパフォーマーらと協働し、虫や微生物、植物といった、さまざまな生命が有するそれぞれの時間を並列的に描くことで、ヒトの時間やドラマを相対化させる。
「虫や微生物、植物といった、さまざまな生命が有するそれぞれの時間を並列的に描く」が退団後すぐの『バイオーム』を思い出す。
さて、話は戻ってウエクミの公式サイト(仮)に下記のようなページがあります。
創作現場におけるハラスメント防止の取り組み
上田久美子および、上田久美子に関わる作品を企画・運営する団体Projectuïでは、創作現場におけるハラスメントの防止に、下記の方法で取り組んでまいります。
上田久美子は、演出家を頂点とした舞台創作現場のヒエラルキーのありかたを見直し、アーティストが対等な関係のもと尊重しあい、安全に協働できる創作方法を探求していきます。
環境整備のため、有資格者によるハラスメント相談窓口を設け、今年度のプロジェクトでは、専門知識を持つアーティストがオブザーバーの役割を担い、稽古などでハラスメントが疑われる行為が起きた際に指摘します。
芸術や文化の名のもと個人の尊厳が傷つくことのない環境で、より価値ある創作を目指していくことを、上田久美子および団体Projectumïは決意しています。
上田久美子
上田久美子公式ウェブサイト
一昨年来、週刊誌で宝塚の演出家(現・旧)双方のハラスメント問題が取り上げられましたよね。(真偽のほどはともかく、ウエクミも名前が挙がっていたと記憶しています)
セクハラ、パワハラの問題は宝塚内部にとどまらず、他の演劇の現場でも大きな問題となっています。
そのなかできちんとした声明を出すのは大事。
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