シャルル・アルトワ/紘希くん
シャルル・アルトワ(本役はせおっち)を演じた紘希くんはまず美しい。
派手な衣装もメイクもカツラもよく似合っていた。
表情のつけ方、セリフ回しなどの演技もいいですよね。
ただ、芝居は上手いのだが、あまり「私は神だ」という王族には見えず。
人間味と優秀な官僚の雰囲気が出てしまうのは、お育ち(=非路線)ゆえか性格か……。
でも「私は神だ」に説得力を持たせるのって演技力を超えた何かなんだろうな。
もっともこれ、初演が妖しさとカリスマ感バリバリのみやちゃんだったからハードルが激高になっちゃってる可能性もある。
紘希くんのアルトワ伯はものすごく優秀そうで国王としてきちんと国を治めそう。だけど、統治能力が高いことと善良であることはイコールじゃないからなぁ。
革命後のフランスは大変である。
ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン/馳くん
本役はあまとのアクセルを演じたのは研2の馳くん。「めぐあい3rd」に引き続きですね。
馳くんのアクセルはすっとしていてきれい。
外見や雰囲気は本役より貴族っぽさがある。
まだ若手らしく捌け方に女の子が出てしまうのは今後の課題ですね。まぁまだ研2だし。
オーギュスト・ラマール/世晴くん
ラマール(本役はさりお)は短縮版のため芝居を巻く部分を担当したり、他の役の出番が少なくなった分だけ役の大きさが増したりと大変でしたよね。
コミカルで器用で可愛い、息をつけるコメディリリーフの役目をじゅうぶんに果たしました。
派手な表情についつい目が奪われてしまう。
ロワゼルの和波くん、トゥルヌマンの世奈くんとも息のあったトリオぶりでした。
マラー・兵士1ほか/凛央捺くん
ちょいちょい気になったのが凛央捺くん。
印刷所のマラーのほかに、兵士1なども演じていて、ビジュアルも芝居もよかったです。
ヒロイン・オランプ・デュ・ピュジェ/詩ちゃん
オランプ・デュ・ピュジェの詩ちゃん。
歌が上手い……けどソロがだいぶ削られて残念でした。
お芝居はもちろん上手く、本役のひっとんよりアイドル感は下がって、働く女の子度が上がった感じですね。
ていうか、本役のひっとんの可愛さが異常なんじゃないか、あれ。可愛さがカンストしてるもの。
メイクやカツラ次第でもうちょっと可愛く、華やかになりそう。
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