『RRR』東京新公を見たんだ・3

ライブ配信で見た『RRR』東京新公の感想の続き。
主演以外の人たちについて。

・WATERRR男女の2人。
最初の上下に組み合わさるようなポーズにひやりとしたが、体勢を持ち直したのは気合ですね。

・おふみちゃんマッリは歌が上手い。
本公演でも思ったが作品の額縁(あるいは通奏低音)になるような歌です。

本役るりはなより大人っぽい雰囲気。

・御剣ラーマは顔がありちゃんそっくりで、ありちゃんにメイクしてもらったのかと思うほどでした。
小顔でとにかくスタイルがいい。

芝居は粗さがあるけど、思い切り演じていたかと。

・なのジェニファーさんは本役より快活さは控えめ、大人びている雰囲気でした。
ビジュアルも歌声もきれいで上手いけど、思ったより華がないのが意外でした。
いや、ひっとんのヒロイン性がずば抜けてるだけで、比較するのは酷なのか。

・娘役ではやはり瑠璃花ちゃんが白眉。歌も芝居も上手い。
キャサリンの「まだ跪いていない」の怖さったらない。

エドワードともども、本役と違ってコメディ要素は抜いたのね。

るりはなちゃんはどの役も的確で、いつ本役で立ってもいけそうな上手さがある。

・つんジェイクはとにかくキレイでノーブル。
王子様がいるわと思えるスッとした美しさで、鼻持ちならないながらもそれが当然として生きてきたイギリス人らしさがある。

本役さんである極美くんのなんか笑える要素(愛嬌)ってのはご本人の持ち味なんだなぁ。

・ジェニーの友人・リリーはるりなちゃん。(本役ひなんちゅ)
美しいダンス。
インド人との違いがよくわかる威丈高な雰囲気を出してました。

・新公エドワードがきれいで上手いわ。和波くんか!
和波くんはきょうだいそろって上手いな。(お姉ちゃんは雪の蒼波くん)
見た目はかなり月組のるねぴ。

・新公のスコット提督はモーニング。ヒゲが似合う。
本役のオレキザキ氏的な色気はあまり出さず、渋めの役でした。

・紘希くんはヴェンカテシュワルル(本役ひーろー)。ラーマの叔父さんです。
きっちりと要所要所を締めてくるなぁ。
見た目も芝居も安心感がある。

・警察のひとり、ライアン(本役あいみ)も上手かった。
桃李くんで、若手なのね。

・綾音シータはとにかく強い。
本公演の芯が強い「待つ女」というより、前に出て戦う強さである。なんなら村を焼く。
出てきたのも「村で待っていたけれどラーマの処刑が決まってやむにやまれず」というより、先頭に立って奪還作戦を決行しそうなのである。

思ってたんと違う。が、これはこれで面白い。


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