『めぐり会いは再び next generation』感想・1
『めぐり会いは再び next generation－真夜中の依頼人（ミッドナイト・ガールフレンド）－』を観てきました。4月24日（日）11時公演と15時30分公演です。
コロナ禍で再開時期が不明な今、初日明けに急遽思い立って観ておいてよかった……。
『めぐり会いは再び』の3作目、楽しかった！
わちゃわちゃで目が足りなくて楽しい。
ちえねねのときは少女マンガっぽかったけど、ことなこの今回はアニメとかゲームみたいな雰囲気です。
おフランス風おとぎ話からイギリス風スチームパンク的になったようだ。
どっちの世界観も好きだけど、現代的なことなこには今回のがとても合ってる。
初演、再演に出てきた人たちも再び登場したり、実際には舞台に登場してなくても話に出てきたりでとても懐かしかった。
柚長とともみん（が演じた役）、ご結婚されたのねぇとか。
はるこの最後の相手役はすずみん（が演じた役）なのねとか。
真風のもとにキキちゃん（が演じた役）がいるあたりは現実に合わせたメタ設定（笑）。
念のため、過去2作を復習してから観劇に臨みました。楽天にあったんで。
予習してなくても楽しめる作りになってるけど、予習してたらより面白いんじゃないかな。
前作での人間関係その他については
「座長の言ってたこと分かる？」
「分かんない。だってオレ研5だもん」
というコメット座の座員さんのメタなセリフで「わからなくてもオッケーよ」とエクスキューズが示されてます。
ていうか、フォーマル・ハウトさんの一座（＝コメット座）も宝塚同様研究科制らしい（笑）。
はるこレオニードの男装も再び。
初演のがかっわいくって大好きだったなぁ。また観れて嬉しいです。
途中でみっきぃさんたちが「ホワチャー！」的なカンフーポーズ取ってるのは『食聖』セルフパロ？
双子役のきしょーくんはあのときもべにーさんのお子さん役だったんだよね。
退団するみっきぃとはるこがことなこの背中を押すように歌うのは泣くわ。
ベタな演出ではあるんだけど、それを自然なかたちで入れてまんまと客席を泣かせてくる小柳センセイ、素晴らしすぎる。
こっちゃんとせおっちが一緒に住んでて（こっちゃんはせおっちの事務所の居候）、一緒に毛布にくるまってたりってのはファンの夢を詰め込んでる気がしますね。
さすが小柳たん、ファンの需要をよくご存じだ。
でも腐なところまでは踏み込まないあたりが節度。互いに相手役いるし。
ていうか、2人とも雰囲気が健康的すぎるからか？
ぴーすけ（メガネ可愛い）も一緒になってソファに座ってるのは可愛いの三乗だった。
メインキャストもそうでもない人たちもとにかくカップルになってて予定調和感がすごくて笑った。
お婿様候補の人たちが仮のプリンセス＝仮プリとイイ感じになってるのはどうなのよ、君たちの目的はなんだったんだ！！とつっこみたくなるけど、それもおとぎ話っぽくていいのだ。
